熊本地震発生時の生放送TVショッピング ジャパネットたかたがヘルメット着用で視聴者に安全呼びかけ 現場の裏側を取材
熊本地震発生時の生放送TVショッピング ジャパネットたかたがヘルメット着用で安全呼びかけ

令和8年熊本地震が発生した28日、ジャパネットたかたはテレビ東京の生放送番組『よじごじDays』内でテレビショッピングを行っていた。本社のある長崎県佐世保市でも震度3の揺れが観測され、販売スタッフはヘルメットをかぶって放送を続けた。同社に放送中の裏側を聞いた。

生放送中の地震対応

28日午後4時27分ごろ、熊本で最大震度7の地震が観測された。テレビ東京の番組『よじごじDays』内でテレビショッピングを生放送していた佐世保のスタジオも揺れに見舞われた。

スタッフは「九州で地震があったようですね。ただ、スタジオの中はそんなに揺れておりませんのでこのまま安全をしっかり確保した状態で生放送を続けさせていただきます」と対応。「みなさんも十分に最新情報をご確認いただいた上でお願いします」と呼びかけた。

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ヘルメット姿での呼びかけ

画面が一度、商品に関するVTRに切り替わり、再びスタジオに画面が戻ると、スタッフはヘルメットをつけた姿となった。「ただ今、すみません、ちょっと今地震情報が出ておりまして、ショッピング中ですが、私もヘルメットをかぶって、ただスタジオ内の安全は確保した状態でお伝えしております」と説明。さらに「ただ今、最新の情報では熊本県周辺で震度7の地震が観測されたということです」と伝えた。

続けて「お知り合いの方、ご親戚、ご家族いらっしゃる方、心配されている方も多いと思いますが、テレビショッピングはこのまま継続してはいきますが、ぜひみなさんも最新状況をご確認の上、身の安全を確保してご覧いただければと思います」と冷静に呼びかけた。

ネットの反応と企業の訓練

販売スタッフが注意を呼びかける光景にはインターネット上で「報道機能のない体制でよくこれだけの対応ができたね」「プロ意識が凄い」などの声が見られた。

同社によると、災害時の対応マニュアルとMCの最低限のトークスクリプトを準備しており、これをもとに半年に一度、訓練を行っているという。今回のスタッフの言葉については「被災エリアにお住まいの皆様に寄り添えるようなお声がけと、配慮ある言葉選びはMC自らお話したものです」と説明した。

放送継続の判断

通常放送からの切り替えの判断については各放送局が担当しており、同社は状況に応じて放送局と連携して対応しているという。今回はスタジオの安全も確認されたことから放送が継続された。

一方で、大規模な災害が発生した中でTVショッピングを継続したことについてはネット上で「スタジオが安全であっても、近隣でこのような大きな震度であったのであれば、避難の呼びかけなどのほうを優先したほうが良かったと思います」といった意見も上がっていた。

同社は「毎日全国に向けて放送をさせていただいており、災害等の発生している放送エリアが含まれる場合などお声がけについては配慮して行っております。今後も日々丁寧に務めてまいりたいと思います」とコメントした。

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