ほいけんた、冠フェス完走で使命感に変化 喉の異変乗り越え「ノンフィクション」熱唱
ほいけんた、冠フェス完走で使命感に変化 喉の異変乗り越え熱唱

9日に東京・豊洲PITで行われた『千鳥の鬼レンチャンpresentsほいロックフェス2026』で、ほいけんたが命を削るほど懸けた本番を完走し、充実感をにじませた。「最初は本当に夢のようだっていう気持ちから入ったんですけど、これはまた来年もやらなきゃいけないんだっていう使命感に変わってきてます」と語る。

夢の冠フェス、現実に

数カ月前から企画が動き、出演者が決まり、自身も歌やダンスの練習を重ねてきた。それでも、当日を迎えるまでは「まだ夢を見ているような状態」だったという。ステージに出て満員の客席を見た瞬間、ようやく「これ本当に現実なんだな」と実感。夢だった冠フェスは、約2時間のステージが終演する頃に、早くも“次”を意識させるものになっていた。

本番中に異変「喉が死にかけてるぞ」

フジテレビ系バラエティ番組『千鳥の鬼レンチャン』(毎週日曜19:00~)発の同ライブは、名物企画「サビだけカラオケ」でおなじみのほいけんたを筆頭に、河合郁人、松浦航大、STU48池ちゃん(池田裕楽)、ササキオサム(MOONCHILD)、浅岡雄也(FIELD OF VIEW)、たむたむ、さらには超ときめき宣伝部らが集結し、満員となった約3,000人の会場を沸かせた。

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ライブ開始から、ほいのテンションは一気に上がった。1曲目の「HIGH PRESSURE」(T.M.Revolution)では、いつも通り音程バー狙いで編み出した「♪カラダぐぅ」を披露するつもりだったが、思わず「♪カラダが」と正しい歌詞が口から飛び出す。本人いわく「なんか歌えちゃったの」。

その勢いで「今日はいけるぞ」と感じていたが、中盤で池ちゃんとの「とびら開けて」(『アナと雪の女王』より)のコラボを迎えた頃に異変に気づいた。きれいな声で歌おうとしたところ、「あれ、かすれてるな」「喉が死にかけてるぞ」と焦ったという。

「ノンフィクション」への覚悟

舞台裏ではアメをなめ、水分を取るなど、どうにか状態を整えようとした。この日、絶対に外せない曲が残っていたからだ。本編最後、事前リクエスト1位でソロ歌唱が控えていた平井堅の「ノンフィクション」である。

番組で「カラダぐぅ」「くるっくぅ」と邪道歌詞改変で乗り切ってきたほいが、打って変わって命を削る魂の歌唱を見せて話題となったこの曲。ほいは「とにかく『ノンフィクション』を歌い終わるまでは死ぬなよ」と自分に言い聞かせていたという。

そして、最後の「会いたいだけ」の絶叫で「ここで完全に声が出なくなってもいい」「俺が灰にならないと」と、ここでも命を削る覚悟で臨み、なんとか歌い切った。

本番4日前の危機と観客の力

実は、喉への不安はステージ中に突然生まれたものではなかった。本番の4日前、声が出なくなり「ヤバい」と感じて医療機関を受診。点滴などの治療を受け、その後の2日ほどで調整して当日を迎えたという。

「何カ月も前から企画してきて、4日前に声が出なくなるっていう、この恐ろしさたるやないじゃないですか」と振り返る一方、いざ本番が始まると客席の反応に背中を押された。「やっぱり人のパワーってすごいな」と実感し、観客が盛り上がれば盛り上がるほど、「いつも以上になんとかしなきゃ」という思いが強くなっていったという。

特に印象に残ったのが、子どもたちの反応。「すごい喜んでくれてるのが、こっちに伝わってきた」といい、その熱気がステージの盛り上がりにもつながった。

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