劇団ひとり、『男はつらいよ』感謝祭で山田洋次監督に熱弁「寅さんの親戚みたい」
劇団ひとり、『男はつらいよ』感謝祭で山田監督に熱弁

映画『男はつらいよ』のファン感謝祭イベントが27日、MOVIX亀有で開催され、山田洋次監督、芸人の劇団ひとり、作品に出演する俳優・北山雅康が登壇した。今シリーズの大ファンだというひとりが2人と寅さんトークを繰り広げた。

「寅さんの親戚みたい」とひとりが熱弁

昭和44年(1969年)8月17日に、渥美清主演『男はつらいよ』が劇場公開。人々を笑いと涙で包み込み、のちにギネスブックに認定されるなど、総観客動員数が8000万人を超える“国民的映画シリーズ”となった。会場には“寅さんに扮したファン”も集結し、三平役として出演した北山とともに盛り上がった。

ひとりは「あたかも関係者のような顔してますが完全なる部外者(笑)」としつつも「ずっと観ているから寅さんの親戚みたい。きょうは親戚の集まりのよう。いけすかないなと思った人でも『男はつらいよ』が好きだと聞くといい人に思えてくる。皆さんの一体感を感じます」としみじみ。さらに「監督、僕の統計ですけど『男はつらいよ』ファンに悪い人はいないです。作品を通して人間愛や情を観て感動できる人だからあたたかみがある」と熱弁し、山田監督も「悪い人もちょっとは良くなるんじゃない」とほほえんだ。「こういう風にファンですよ、と来てくださる方がたくさんいらっしゃることは監督として幸せ」と噛みしめた。

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令和の寅さんが売るものとは

会場のファンの質問に回答するコーナーでは「令和に寅さんがいたらお祭りでなにを売るか」という質問に、山田監督が「寅さんが売るものはみんなインチキ。強いて言えば古本。“AIの利用の仕方”という本じゃないかな」と想像をふくらませると、ひとりは「時代が変わってもチンパンジーのおもちゃを売ってほしい。“AI搭載”とかスティーブ・ジョブズが作ったとか言ってほしいです」と乗っかって笑いを誘った。

一番好きな第17作を上映、抽選会で大興奮

一昨年から開始した同イベントでは、ひとりが一番すきだという第17作『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』を上映。観客への抽選会では劇中で登場する大輪のぼたんの絵と同じものが登場し、ひとりは「すごいですよ!これ!一点もの!」と大興奮。当選者に手渡しながら「売っちゃダメですよ!ぼたんも売らないって決めたんですから!」と念押しし、寅さん“ガチ勢”ぶりをのぞかせていた。

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