古舘伊知郎、フジのドラマ騒動文書に「言い訳がましい」と苦言 二元論批判
古舘伊知郎、フジ文書に「言い訳がましい」

フリーアナウンサーの古舘伊知郎(71)が8日放送のCBC・TBS系『ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜』に出演し、フジテレビが7日に公表した約5300文字の文書について「言い訳がましい」と厳しい見解を示した。この文書は、4月期のドラマ『夫婦別姓刑事』の撮影をめぐる一連の騒動に関するもので、古舘は「失礼だけど一言で言うなら、言い訳がましいなと思いました」と述べた。

二元論を否定「どっちが悪いと決めるのが一番悪い」

古舘は「はっきり言えば、橋本愛さんも、佐藤二朗さんも全く悪いと思えない。どっちが悪いとか、二元論で決めることが一番悪くて」と指摘。その上で「フジテレビが『こういうことがあったんです。週刊文春とはこういう部分とは違います』ということを言いたい気持ちはわかるんだが、結果的にはフジテレビのドラマのプロデューサーがしっかりと主役である一方の佐藤二朗さんにしっかりと事前に話し合っておくべきですよ」と述べ、制作側の事前調整不足を批判した。

文書の内容と古舘の指摘

フジテレビの文書では、制作側が佐藤の担当マネージャーに事情を共有し配慮事項を伝えたものの、「ドラマへの意欲が高く、当該事情を伝えると演技に影響が出かねないため、本人の耳には入れない方がよい」との意向が示され、佐藤の所属事務所の意向を尊重したと説明されている。これについて古舘は「これが事実であるならば、佐藤二朗さんの事務所もタレントのコントロールができていない」と指摘。さらに「でもフジテレビがそれに乗っかっちゃったわけです。『いいや、こちらからでも言わせてもらいます』そういう環境があれば、さすがに佐藤二朗さんが、一人で楽屋に乗り込むことはしなかったと思いますよ」と語った。

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騒動の経緯とフジの対応

騒動は『文春オンライン』が1日、共演者に対するハラスメント行為があったと報じたことに端を発する。佐藤の事務所は報道内容に「到底受け入れることはできません」と反論し、佐藤も自身のSNSで「数々の『ほんとうのこと』が、明らかになる日が来ることを、切に祈ります」と投稿。フジは2日に「厳重注意を行うとともに、再発防止を求めたことは事実」とコメントし、7日には公式サイトで詳細な経緯を説明する文書を発表した。文書では「このたびは、当社制作のドラマに関して、報道やSNS上での様々な投稿等を契機として、関係者に対する誹謗中傷や、憶測・事実誤認に基づく情報発信が広がった結果、主演を務めたお二人の俳優に対して、多大なるご負担とご心労をお掛けする現状となっていることについて、当社としてお詫び申し上げます」と謝罪。「出演に至るまでの確認・共有について」「撮影時の配慮事項の共有及び調整について」「その後の環境調整及び関係者への対応について」の3項目に分け、約5300文字で詳細を説明した。

古舘の総括「どっちも悪くない」

古舘は「フジテレビがしっかりと事前にやっておけば、こういう風なことにはならなかった。やっぱりどっちも(佐藤、橋本本人)が悪くないというところでやらないと」と語り、フジテレビの事前対応の重要性を強調した。

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