タレントで元中日ドラゴンズ投手の板東英二さんが22日、慢性心不全のため死去した。86歳だった。28日に公式サイトで公表され、愛知県の大村秀章知事が30日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、追悼のコメントを寄せた。
徳島商業のエースから中日へ
板東さんは1940年4月5日、旧満州国出身。1958年、夏の甲子園第40回大会に徳島商業の投手として出場し準優勝。1959年には中日ドラゴンズに入団し、11年間在籍。引退後は野球解説者として活躍する一方、『マジカル頭脳パワー!!』や『世界ふしぎ発見!』などに出演し、タレントとしても人気を博した。1990年には映画『あ・うん』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞などを受賞した。
大村知事「深く感謝」
板東さんは愛知県の「LOVE あいちサポーターズ」としても活動。大村知事はコメントで「多くの県民に親しまれ、本県に元気と活力を与えて頂いたことに対し、深く感謝申し上げます」と述べ、「私も何度か直接お会いする機会を頂き、その温かいお人柄に触れさせて頂きました」と追悼した。
知事は2026年7月28日付のコメント全文で、板東さんの甲子園での大会通算83奪三振の記録や、中日での通算77勝、さらにタレント、俳優としての功績をたたえ、「謹んでお悔やみを申し上げますとともに、心から御冥福をお祈り申し上げます」と締めくくった。



