ライブで言われた「そちらはお母さんですか?」
夫とライブを観に行った65歳のナミさん。隣に座っていた男性と夫の会話で「そちらはお母さんですか?」と聞かれたのは、今でも忘れられない一言となり、若返りを決意するきっかけになった。ナミさんは「えっ!まさか?聞き間違い?」と思うほど恥ずかしく、その後のことを覚えていないという。その場では気にしないように振る舞うのが精一杯で、帰宅後もこの出来事は話題にしないようにしていた。
当時は白髪染めもやめ、化粧もせず「自然体が良いよねー」との思いで過ごしていた。しかし「世間から見たら私の姿は実際よりも20歳以上も上の母親世代に見えていたんだ!!」とショックを受け、「一度きりの人生このままだとおしゃれの喜びも知らず、この世の終わりに後悔が残ってしまう…そんな人生は嫌だなー」と考え、自分磨きに挑戦することを決意した。
「家族を言い訳にしていた」と振り返る
別の動画では「今まで家族のこと優先で自分は一番最後」「おしゃれも美容もいつも後回し」だったと綴っている。ナミさんは自分磨きを始める前について「今では『家族を言い訳にしていたなー』と感じています」と話す。お金に余裕がなく自分の物は買えなかったが、最低限の身だしなみを整えることは「やろうと思えばできていたのでは」と思う。同時に「おしゃれに興味がなかった事も事実です」とも振り返る。
60代で目覚めたおしゃれ、SNSで反響
自分磨きを続ける中で最も変化したのは、おしゃれに興味がなかった自分が60代で目覚めたことだ。「ワクワク、ウキウキする出来事が少ない年代だからこそ、美容や健康法をセルフケアで気軽に試せるインターネットや、SNSが普及した現代の恩恵を受けて、自分磨きを楽しんでいます」と話す。
最初は投稿で自分をさらけ出すことに勇気が必要だった。半年間続けてこられたのは、フォロワーから「頑張ってください」「応援してます」といったコメントが励みになったからだという。プチプラ服のコーデを披露した動画は65.2万回再生を記録し、「めちゃくちゃかっこいい」「参考にします」などの反響が寄せられている。
最終目標はプロカメラマンによる撮影
ナミさんはインスタグラムで「65歳の記念にプロカメラマンに写真を撮ってもらう」ことを目標に掲げ、自分磨きについて情報を発信している。まだ若見えは遠いとしても、これからもいろんなセルフケアに挑戦しながら若返りを目指す考えだ。「素敵な写真撮影ができたら遺影にもできるかも…」と想像しながら、楽しく過ごしていくという。



