伊勢神宮の式年遷宮(2033年)に向けたお木曳行事の川曳は2日目の26日、宇治奉曳団が3台のそりを曳いて三重県伊勢市の五十鈴川を遡り、5本のヒノキを内宮に奉納した。
内宮のお膝元で暮らす住民らでつくる宇治奉曳団は、20年前に行われた前回の式年遷宮のお木曳行事から、宇治今在家町、宇治浦田町、宇治館町、宇治中之切町の4町の奉曳団が合併し、一つの団として川曳に奉仕している。
この日は約2200人の団員が参加。地元の小学生16人が子ども木遣りを披露した後、浦田橋付近を出発し、水しぶきを上げながら約1キロ上流の内宮へ向かった。団員らは綱を上下に激しく揺らす「練り」で士気を高め、木遣り唄と「エンヤー」の掛け声を神域に響かせた。
宇治土公団長「感謝の気持ちでご用材を運んだ」
猿田彦神社の宮司を務める宇治土公貞尚団長(74)は「聖なる川でお木を曳かせていただくことはとてもありがたい。感謝の気持ちを込めてご用材を運んだ」と話した。
二軒茶屋奉曳団も川曳実施
この日は外宮近くの二軒茶屋奉曳団も川曳を行い、約400人の団員が2本のヒノキを内宮に奉納した。川曳は8月1、2日にも行われ、最終日の2日は天皇、皇后両陛下の長女愛子さまが視察される。



