茂山家が真夏の狂言、歌舞伎ゲスト迎え新作2本を披露 8月29日・兵庫芸文センター
茂山家が真夏の狂言、歌舞伎ゲスト迎え新作2本披露

大蔵流狂言・茂山千五郎家の中堅たちによる斬新な新作狂言会「Cutting Edge KYOGEN(CEK) 真夏の狂言大作戦2026」が29日、兵庫県西宮市の県立芸術文化センターで開かれる。今回は「歌舞伎」をテーマに、笑いにこだわった2作品を披露する。

CEKメンバーと新作の内容

CEKのメンバーは茂山家の千五郎、茂、宗彦、逸平、千之丞の5人。古典をベースにしながらも、古典の常識にとらわれない爆笑系の新作で人気の公演だ。

1つ目は再演で「BLACK&WHITE」(平成24年初演)。歌舞伎十八番「鳴神」に後日談があったら-という着想で千之丞が創作した。主人公は歌舞伎では脇役だった僧侶2人で、鳴神のヒロイン、雲の絶間姫も登場。姫は「茂山家にゆかりのある立役も女形も兼ねる歌舞伎俳優」(逸平)がサプライズゲストで演じるのも注目だ。

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もう一つの新作と出演者の呼びかけ

もう一つは新作「奔走冠者東雲大騒動(はしるかじゃしののめのおおさわぎ)」。狂言の代表的なキャラクター、太郎冠者が登場するさまざまな作品を一つの物語としてつなげ、歌舞伎のパロディーも含めて、大忙しの太郎冠者を面白おかしく描く。

「50分間汗だくで疾走します。皆、真面目に悪ふざけをしているので、楽しんで」と太郎冠者役の茂。千五郎も「やっていることは古いけど新しい、新しいけど懐かしい。一緒に笑いましょう」と呼びかけた。

芸術文化センターチケットオフィス(0798-68・0255)。(田中佐和)

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