司馬遼太郎『坂の上の雲』の旅ガイド:東郷・秋山を偲ぶ江田島への旅
司馬遼太郎『坂の上の雲』の旅ガイド:江田島へ

江田島への旅:『坂の上の雲』の世界を体感

司馬遼太郎の『坂の上の雲』をより深く味わうための旅ガイド。ノンフィクション作家の野地秩嘉が、東郷平八郎と秋山真之に思いをはせながら、広島湾に浮かぶ江田島への旅を提案する。

『坂の上の雲』の中で、江田島は「広島湾の東はしに浮かび、呉湾からいえば西側に位置している。小島とはいえ、能美島という別な島とほそい地頸でつながっている」と描写されている。

松山から広島へ:瀬戸内海の微風を感じて

松山から広島へはフェリーまたは高速船がおすすめ。甲板に立ち、瀬戸内海の微風を頬に感じるひとときは格別だ。フェリーが行く水路の一部は、明治38年(1905年)5月、日本海海戦に向かう日本の連合艦隊がたどった道でもある。平均水深38メートルの瀬戸内海を通り、提督東郷平八郎と参謀秋山真之はロシアとの海戦に出陣した。

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