万博入場者1000万人突破、開幕107日目で達成
2025年大阪・関西万博の入場者数が7月15日、1000万人を突破した。開幕から107日目での達成となり、政府は目標とする1500万人の達成に向けて集客を加速させる方針だ。
万博協会によると、15日午前11時ごろに1000万人を達成。この日は夏休みに入った家族連れなどで賑わい、入場ゲートには長蛇の列ができた。1000万人達成は、2005年の愛知万博(開幕後約90日で達成)より遅いペースだが、1970年の大阪万博(約30日)には及ばない。
目標達成には1日あたり約5万人の集客が必要
政府は万博期間中の総入場者数を1500万人と目標に掲げている。残り期間で500万人を集めるには、1日あたり約5万人の入場が必要となる。現在の平均入場者数は1日約9万人で、目標達成にはさらなる集客努力が求められる。
「1000万人突破は大きな節目だが、目標達成にはまだ道半ばだ。夏休み期間を活用し、さらなる集客を図りたい」と、万博協会の担当者は述べた。
人気パビリオンやイベントが集客に貢献
入場者数の増加には、人気パビリオンの存在が大きく寄与している。特に日本館や各国のパビリオンでは、最新技術を活用した展示が来場者の関心を集めている。また、夜間のライトアップや音楽イベントなども集客に貢献している。
一方で、チケット価格の高さや会場へのアクセス課題が指摘されており、今後の集客に影響を与える可能性もある。政府は交通機関の増便や割引チケットの販売など、対策を進めている。
経済効果は約2兆円と試算
大阪・関西万博の経済効果は約2兆円と試算されており、地域経済への波及が期待されている。入場者数の増加は、宿泊や飲食、交通などの関連産業にも好影響を与えるとみられる。
「万博を機に、関西地域全体の活性化につなげたい」と、大阪府の担当者は話している。政府は今後も集客キャンペーンを強化し、目標達成を目指す方針だ。



