2025年大阪・関西万博の入場券販売が低迷、目標達成に黄信号
大阪万博入場券販売低迷、目標達成に黄信号 (07.07.2026)

2025年に開催される大阪・関西万博の入場券販売が伸び悩んでいる。博覧会協会が発表したところによると、前売り券の販売枚数は目標の約3割にあたる約300万枚にとどまっている。目標の1400万枚達成には、残り約1年で1100万枚以上の販売が必要で、厳しい状況が続いている。

販売低迷の背景

販売低迷の背景には、新型コロナウイルス感染症の影響や、万博への関心の低さが指摘されている。また、入場料金が大人1日券で7500円と高額であることも要因の一つとみられる。博覧会協会の担当者は「価格設定については、万博の内容に見合ったものと考えているが、販売促進策を強化していく必要がある」と述べている。

さらに、2023年時点でパビリオンの建設遅れが報じられており、万博の魅力を十分に伝えきれていない可能性もある。協会は、2024年秋から本格的なプロモーションを開始する方針で、SNSやテレビCMなどを活用した広報活動を強化する予定だ。

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協会の対応策

博覧会協会は、入場券販売の低迷を受け、販売チャネルの拡大や割引キャンペーンの実施を検討している。具体的には、企業向けの団体割引や、学生割引の導入が検討されており、また、コンビニエンスストアやオンラインチケット販売サイトとの連携を強化することで、購入機会を増やす方針だ。

さらに、万博の魅力を伝えるため、著名人を起用したプロモーションや、実際のパビリオンの建設状況を公開するイベントなどを計画している。協会の広報担当者は「万博の成功には、多くの人に来場してもらうことが不可欠だ。様々な施策を講じて、目標達成を目指す」と意気込みを語った。

今後の見通し

万博の開催まであと1年を切り、入場券販売の行方が注目されている。専門家からは「現状のペースでは目標達成は難しいが、開催直前の駆け込み需要も見込まれる」との声も上がる。協会は、2025年1月からの販売本格化に期待を寄せており、特に海外からの観光客誘致に力を入れる方針だ。

一方で、万博の経済効果についても懸念が示されている。関西経済連合会の試算では、万博の経済波及効果は約2兆円と見込まれているが、入場者数が目標を下回れば、その効果も縮小する可能性がある。協会は、入場券販売の状況を注視しながら、必要な対策を講じていく考えだ。

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