新長田の6商店街で謎解きイベント、9月末まで開催中
新長田の6商店街で謎解きイベント、9月末まで開催中

神戸市長田区のJR新長田駅周辺にある六つの商店街を巡る謎解きイベントが9月末まで開かれている。商店街は阪神大震災で多くの建物が焼失。再開発事業は2024年度に完了したが、かつてのにぎわいを取り戻すため、市と地元企業などの協働で活性化を図る。

イベントの経緯と概要

実情を知った日本出版販売(日販)西日本支社が提案。これまでにも、関西圏のバス会社などと謎解きを企画しており、今回は神戸市と連携した。同社の村田慎平さん(32)は「近年は謎解きを楽しむため、遠くから訪れる人も多い。長田の風情を感じながら、魅力を知るきっかけになると考えた」と話す。

タイトルは「新長田商店街謎解き~父が遺した1冊の手帳~」。主人公が、亡くなった父の残したメッセージを知るため、商店街を散策してヒントを集めるというストーリーだ。

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ルートと参加方法

ルートには、新長田の歴史と魅力を知ってもらうためのスポットを多く盛り込んだ。市出身の漫画家・横山光輝さんの代表作「鉄人28号」の実物大モニュメントや「三国志」の石像近くを通るほか、震災に関する資料が展示されている大橋地下道の「ウォールギャラリー」も訪れる。

所要時間は3~4時間で、神戸市などの書店で販売されている冊子(税込み2200円)を購入して参加する。冊子には商店街の飲食店などで使えるクーポンが付き、商店街の活性化にもつなげる。市地域整備推進課の義原望実係長(35)は「商店街を楽しんでもらうことで滞在時間ものびる」と話す。

反響と期待

3月31日のイベント開始以降、約600人が参加。「初めて訪れ、色々な店を知ることができた」「昔住んでいたが、久しぶりに来て変化を感じた」といった意見が寄せられているといい、新長田まちづくり株式会社の園田文雄さん(63)は「歩けば面白い発見が必ずある。謎解きを通じてそれを見つけてもらえたら」と期待を込める。

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