ハウステンボス、ミッフィーとエヴァ導入で若年層獲得 高村社長「今後も大型投資」
ハウステンボス、ミッフィーとエヴァ導入で若年層獲得へ

長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」が、ミッフィーエリアやエヴァンゲリオンと提携したアトラクションの導入など大型投資を続けている。高村耕太郎社長に今後の経営戦略を聞いた。

ミッフィーとエヴァで若年層・ファミリー層を獲得

以前は来場客の4割を60歳以上が占めていたが、ミッフィーやエヴァンゲリオン導入後、状況は大きく変化した。高村社長は「20~30歳代の女性を含めたファミリー層が増えて定着しており、来場客の年齢構成はだいぶ改善に向かっている」と語る。

具体的には、ミッフィーエリア開業後の2025年7~12月には、関西や首都圏など遠方からの来場が前年同期比25%増加。ホテル事業は非常に好調だという。また、エヴァのアトラクションが稼働し始めた2026年4月下旬からの1か月間の全体客数は前年同期比30%増を記録した。

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高村社長は「エヴァは男性にも人気があり、ファンの年齢層も10~60歳代と幅広い。男性も含めて広い層に『行きたい』と思ってもらえるきっかけを提供する意味で選択した」と説明する。

過去最大規模のジェットコースター導入へ

2026年6月には、過去最大規模の投資を投じて初のジェットコースターを整備すると発表した。高村社長は「数字的な根拠があるわけではないが、定番コンテンツが五つくらいあると、テーマパークとして安心して楽しめる場所になり、満足度も高まる」と述べる。

「ここ数年の投資は、象徴的な体験を五つぐらいそろえるのが目標だ。その中で、体験総合力を上げ、若年層にしっかり楽しんでもらうためには、スリル系アトラクションが必要だと判断した」と語った。

今後の成長戦略

高村社長は「今後も大型投資を続けていく」と強調。ミッフィーやエヴァに続く新たなコンテンツの導入も視野に入れ、テーマパークとしての競争力をさらに高める方針だ。特に若年層とファミリー層の取り込みに注力し、リピーター獲得を目指す。

ハウステンボスは、これまでの高齢者中心の集客から脱却し、幅広い年齢層に支持されるパークへと変貌を遂げつつある。今後の投資計画にも注目が集まる。

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