住友信託銀行相談役の高橋温氏は、読み手の心に響く文章を書くことが組織にエネルギーをもたらすと述べている。そのためには、一次原稿をそのままにせず、俯瞰しながら手書きで修正するプロセスが何より必要だと指摘する。
一次原稿をプリントアウトし手書きで修正
一度プリントアウトすると、書き手から読み手へと視点が変わる。書き手のときは言葉を並べることに意識を奪われ、「木」を見て「森」を見ずになりがちだ。そこで読み手の視点から森を俯瞰することで余分な木を排除し、木と木のつながり方を正し、簡潔明瞭で論旨明快な文章に仕上げていく。
その過程で、どうしても伝えたいことがあれば、自分独自の言葉を埋め込むことが重要だと高橋氏は言う。自身の例として、社長就任後は「7・3の仮説」という言葉を使ったと紹介している。



