星野リゾート「界 別府」、レトロなジモ泉巡りプランを販売
星野リゾート「界 別府」、レトロなジモ泉巡りプランを販売

星野リゾートが展開する温泉旅館「界 別府」(大分県別府市)は、2026年12月1日から2027年11月30日までの期間限定で、「別府レトロ湯めぐり旅」(1名3,500円)を販売する。このプランは、別府の共同浴場「ジモ泉」を巡る体験で、昨年に続き内容をさらにアップデートして実施される。

別府ならではの温泉文化を満喫

同施設が位置する別府温泉は、源泉数・湧出量ともに全国1位を誇る日本屈指の温泉地。街には「ジモ泉」と呼ばれる共同浴場が100カ所以上点在しており、10種類中7種類もの多様な泉質を日常の中で愉しむことができる。明治、大正、昭和と時代を重ねて栄えた別府の温泉街には、今なお往時の名残を感じさせるレトロな建物が多く残り、ジモ泉の佇まいもその歴史的な情緒を象徴している。

このように魅力溢れる別府の温泉文化だが、旅行者からは「ジモ泉へ足を運んでみたいけれど、独自の入浴マナーやしきたり、持ち物が分からず少し不安」「地元の生活圏に入るのはハードルが高い」といった声も寄せられていた。そこで同施設では、そんな不安を解消し、安心してジモ泉巡りへ繰り出せるようなサポートコンテンツを開発。生活のなかに温泉が根付く別府ならではの奥深い魅力を、旅人にも余すことなく満喫してほしいという想いから生まれた同プランを実施する。

プラン内容と料金

期間は2026年12月1日~2027年11月30日(一部除外日あり)。料金は1名3,500円(宿泊費別)で、手ほどき&ジモツアー、ジモ泉のおとも、ジモビール、湯けむりアイスが含まれる。定員は1日5組(1~10名)。公式サイトにて7日前まで予約を受け付ける。

ジモ泉を満喫できるよう、温泉に精通したスタッフがジモ泉のしきたりや入浴のコツを手ほどきする。生活に温泉が根付くこのエリアだからこそ、地元の人が日常的にジモ泉を利用する。独特な文化や入浴方法が存在するため、地元の人への配慮や、心地よく入浴する方法、加えて、泉質ごとに異なる特徴や効果を学ぶことができるプログラム。ジモ泉へのハードルを下げ、ストレスなく別府の温泉を楽しむ準備を整えることができる。また、ジモ泉のいろはを学んだあとは、実際にジモ泉へ足を運ぶジモツアーで理解を深める。

オリジナル竹かごや新コンテンツも

ジモ泉巡りをする上で欠かせない湯桶、石鹸といったアイテムを揃えたジモ泉巡りセットを用意する。セットの中には、別府独自のジモ泉ルールを分かりやすく記載したオリジナルデザインの手ぬぐいも用意。ジモ泉入浴の心得をを湯船で復習しながら浸かることができる、心強い安心アイテム。さらに今年は、同施設オリジナルの竹かごが登場する。この竹かごを手に持っていけば、歴史的名湯「竹瓦温泉」を、何度も顔パス(無料)で楽しむことができる。

ジモ泉を満喫した後は、客室での心地よいクールダウンの時間が待っている。湯上がりの喉を潤すのは、BEPPU BREWERYが手掛けるクラフトビール「YUAGARI PILS」。さらに、別府の湯けむりを模したメレンゲクッキーをあしらった、見た目にも愛らしい「湯けむりアイス」を用意する。別府の恵みが詰まった「ジモビール」と「湯けむりアイス」が、火照った身体を優しくひんやりと解きほぐす。同施設の客室は、すべての部屋から壮大な海の景色を見渡せる全室オーシャンビュー。刻々と移ろう波を眺めながら、プライベートな空間でのんびりとした湯上がりのひとときを過ごせる。また新コンテンツとして、別府エリアのジモ泉分布図や各湯の特徴、自分にぴったりの温泉が見つかるチャートを網羅した「ジモ泉 虎の巻」も用意する。

おすすめのジモ泉

「竹瓦温泉」は1879年(明治12年)創設で、当初建築されたものは竹屋根葺きの浴場でその後改築されたものが瓦葺きであったため、竹瓦温泉の名称がついたと伝えられている。現在の建物は1938年(昭和13年)に建設されたもの。ロビーは天井が高く、昭和初期のイメージを残しており、湯上りにくつろげるスペースも完備している。竹瓦温泉は界 別府より徒歩5分。

「紙屋温泉」は、明治初期から続く歴史ある温泉。紙屋温泉では、飲泉も可能で、地元の人々が日常的に温泉を汲みに訪れるほど愛されている。別府の豊かな温泉文化と歴史を感じさせる、趣深い共同浴場として多くの人々に親しまれ続ける温泉。紙屋温泉は界 別府より徒歩15分。

「渋の湯」は、肌を整える成分として化粧品成分にも使われるメタけい酸を豊富に多く含む泉質が特徴。また、源泉から湧き出る温泉を薄めることなく適温に冷ます「湯雨竹(ゆめたけ)」を見学できる。自然の力を利用したこの冷却方法は、温泉本来の成分を損なわない、昔ながらの工夫を感じさせる。同施設からは徒歩圏内である竹瓦温泉とは異なり、こちらは鉄輪(かんなわ)温泉エリアに位置するため、同じ別府でありながらも、独特の趣と異なる温泉文化を体験できる。渋の湯は界 別府より車で17分。