塙山キャバレーに立ち退きの噂
茨城県日立市の国道沿いに、終戦直後のような雰囲気を醸し出す一角がある。12軒の小さな店が並ぶ「塙山キャバレー」だ。人生の酸いも甘いも知り尽くしたワケありママたちが店を守り、夜な夜な常連客が集うこの場所は、単なる飲み屋ではなく、人と人が触れ合い、支え合うかけがえのない居場所となっている。
2025年、そんな塙山キャバレーに不穏な噂が広がり始めた。新しく開店した2店の契約期間が「2028年3月まで」と判明したことから、「他の店も28年3月末で立ち退きを求められるのではないか」という真偽不明の話が飛び交うようになったのだ。
ママたちの揺れる想い
「もう店を閉めようと思う」「私はここで死ぬまでやる」――ママたちの心も揺れ始める。塙山キャバレーを失うことは、ママたちにとって人生を失うこと。この場所を心のよりどころにしてきた客にとっても、大切な居場所を失うことだった。
この危機に対し、ママたちはコロナ禍以来6年ぶりとなる秋の屋台祭りの開催を決意する。塙山キャバレーの“存在価値”を世の中に示すために、ママたちは一つになって闘い始めた。
常連客の突然の消失
そんな中、毎日のように店に通っていた常連客が突如姿を消した。心配したママは自宅へ向かうのだが…。その行方と、ママたちの運命は如何に。
フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、「酒と涙と女たちの歌4~塙山キャバレー 存続の危機~前編」を5日に放送する。ナレーションは岡崎紗絵が担当する。



