日本三大祭の一つ、祇園祭の前祭(さきまつり)山鉾巡行が17日午前9時、京都市中心部で始まった。沿道には多くの観光客や写真愛好家が集まり、熱心にシャッターを切る姿が見られた。周辺は交通規制が敷かれ、観客は四条通の歩道から巡行を見守った。中には午前9時の開始の数時間前から場所取りをしていた人もいた。
昨年の倍の人出、満員電車のような混雑
栃木県から毎年訪れているという男性(75)は「雨だった去年に比べると、人出は倍ぐらいに感じる。昨日の宵山も人が多すぎて行かなかった」と話した。また、兵庫県尼崎市の会社員男性(60)は「まるで満員電車のような人混みで身動きができない。何とかスマホで撮影できました」と語った。
沿道では、観光客らがスマートフォンやカメラを掲げ、華やかな山鉾を撮影していた。一部の場所では歩道から人がはみ出し、警備員が誘導に追われる場面も見られた。
祇園祭の見どころと今後の予定
祇園祭は京都・八坂神社の祭礼で、7月1日から31日まで約1カ月にわたって様々な行事が行われる。山鉾巡行は前祭(17日)と後祭(24日)の2回行われ、今年も多くの観光客で賑わっている。17日は前祭の山鉾23基が巡行し、華やかな装飾やからくり人形などが見どころとなっている。
京都市は観光客の増加に伴い、混雑対策として交通規制や警備体制を強化している。巡行は午後にかけて続き、夕方には一部の山鉾が各町内に戻る予定。



