中浜万次郎(ジョン万次郎、1827~98年)の生涯を描くNHK大河ドラマ「ジョン万」が2028年に放送されるのを前に、高知県全体で観光振興を図る「大河ドラマを生かした博覧会推進協議会」が10日、設立された。同協議会は2027年12月から2029年1月にかけて博覧会を開催し、観光客誘致を目指す。
博覧会の概要と目標
博覧会では、ジョン万次郎資料館(土佐清水市)、足摺海洋館「SATOUMI」(同)、漂流した際の出港地(土佐市)、県立坂本龍馬記念館(高知市)、キラメッセ室戸鯨館(室戸市)をメイン会場に、ジョン万次郎ゆかりの地を連動させた体験プログラムなどを用意する。期間中の2028年には、県外からの観光客500万人と、昨年よりも約43万人多い来訪を目指すという。
協議会の構成と知事の意気込み
協議会は浜田省司知事が会長を務め、県内の市町村や経済、観光などの団体で構成される。この日、高知市内のホテルで開かれた設立総会で、浜田知事は「観光振興にとって大きな追い風になる」とあいさつした。次回は9月に開かれ、博覧会の名称やロゴが決定される予定だ。
土佐清水市がアイデア募集
大河ドラマ「ジョン万」にちなみ、高知県土佐清水市は同市のキャンペーン「ジョン万EXPO」(2027年1月~2029年1月)を盛り上げるためのアイデアを募集している。締め切りは31日。市役所や県立清水高校など市内18か所に回収箱を設置し、ジョン万次郎や土佐清水の魅力をPRするイベント案などを募る。特に制限はないが、生成AI(人工知能)を使った場合は明記する必要がある。問い合わせは市観光商工課の大河ドラマ「ジョン万」推進室(0880・82・1212)。



