スピルバーグ監督、UFO“機密映像”の制作秘話 『ディスクロージャー・デイ』特別映像公開
スピルバーグ監督、UFO“機密映像”の制作秘話公開

スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『ディスクロージャー・デイ』(公開中)から、制作の裏側を紹介する特別映像が公開された。監督は「拉致や失踪体験の報告を基に、リアルな人物を描きたかった」と語り、劇中に登場するUFOの“機密映像”を、異なる時代の記録媒体にあわせて作り上げたことを明かしている。

公開初週で洋画1位を記録

10月1日に公開された本作は、公開初週の週末興行成績で2位(洋画1位)を記録。スピルバーグ監督と『ジュラシック・パーク』の脚本家デヴィッド・コープが再びタッグを組み、ジョン・ウィリアムズが音楽を担当した。

物語は、政府が長年隠し続けてきた機密情報の流出を巡って展開する。突然、未知の能力を発現させるマーガレットをエミリー・ブラント、天才的な頭脳で“真実”に迫るダニエルをジョシュ・オコナーが演じる。共演にはコリン・ファース、イヴ・ヒューソン、コールマン・ドミンゴらが名を連ねる。

特別映像で明かされる制作の裏側

特別映像は、スピルバーグ監督の「ディスクロージャー・デイは世界に真実を解き放つ日」という言葉から始まる。機密情報を世界に暴露する作戦の中心人物・ヒューゴ役のドミンゴは、「彼らの知る真実はすべてを変える。宗教も政府も、この世界さえも」と、登場人物たちが追う情報の重大さを語る。

監督も「ダニエルとマーガレットはUFO現象の真実を明かそうとする。その瞬間からすべてが変わる」と説明。2人が何を知り、その情報を明かすことで世界に何が起きるのか、本作の見どころに触れる映像となっている。

各時代の記録媒体を忠実に再現

また、監督が細部までこだわったのが、劇中の機密映像のアーカイブだ。「何十年もの期間中に発生したUAPの来訪が、異なるフォーマットで記録されている」という設定に合わせ、16ミリフィルムや20世紀半ばのキネスコープ、ビデオテープから取り込んだ映像など、さまざまな記録媒体の質感を再現したという。

スピルバーグ監督は「徹底的にこだわったおかげで素晴らしいクオリティのアーカイブに仕上がった」と振り返り、「私は各時代で使われていた媒体を忠実に再現することを追求し、あのシーンに携わった全てのメンバーが素晴らしい仕事をしてくれた」とコメント。長年蓄積された記録に見えるよう、時代ごとの映像表現を作り分けることで、物語のリアリティを支えている。