なにわ男子の西畑大吾と俳優の福本莉子が15日、都内で行われたW主演映画『時給三〇〇円の死神』公開御礼舞台あいさつに登壇した。同席した酒井麻衣監督は、西畑が劇中で見せる泣き芝居のバリエーションに驚いたことを振り返った。
監督が明かした“涙腺コントロール”の驚き
今作は藤まる氏による小説『時給三〇〇円の死神』(双葉文庫)の実写映画化。未練を残したまま死んだ者に与えられる人生の“ロスタイム”を描く。西畑は、父の逮捕と両親の離婚、さらに多額の借金を抱えて人生に絶望している大学生の佐倉真司を、福本はそんな佐倉を“時給三〇〇円の死神”という謎のアルバイトに勧誘する大学の同級生・花森雪希を演じている。
「ダムのように涙が流れていて…」
酒井監督は「(共演の)齋藤潤さん演じる少年とのシーンで、1回目にカメラを回したときに(西畑が)ダムのように涙が流れていて…。『ちょっとあふれすぎ…なので今よりも少し抑え気味でお願いします』と」とコントロールをお願いしたそう。
「西畑さんも集中されているので、すぐに本番にいくと、い〜ところでい〜塩梅でほろっと涙を流されて。この方は、なんてすばらしいんだというかどういう仕組みでこうなってらっしゃるのかが、と私もびっくりしましたが、一番びっくりしていたのは齋藤潤さん。さっきはダム崩壊で今はポロッ。“西畑さん、すごい…”という意味で動揺されていました」と熱弁した。
西畑が語った手応え
これに西畑は「どうなってるんですかね」とはにかみつつ「でも出ないときは出ない、でも一発目は感情剥き出し。この作品において『抑えてください』と言われることも多かったので勉強になりましたし、崩壊させることだけがすべてじゃないと身にしみて、感じたことでした」と手応えを見せていた。