俳優の竹中直人(70)が28日、都内で行われた日本・中国・韓国合作映画『ゴースト・オブ・ウエノ』(8月8日公開)の会見に登壇し、役作りに対する独自の考えを明かした。
役作りは「観客がするもの」
竹中は「役作りというものが苦手で」と切り出し、「役を作るのは観ているお客さんだと思う。自分のこともわからないのに役を演じるとわかるのか、という不思議な気持ちになってしまう」と述べた。その上で「その場その場の即興劇的なものをいつも求めている」と語り、監督の眼差しやロケ地の匂い、共演者の音色、天候などに影響される自身の演技スタイルを説明した。また「直感力も大事」と付け加え、「ワン・チィ監督、門脇さんの現場での佇まいを感じながらただ動いただけ」と振り返った。
共演者への感謝
竹中はワン・チイ監督について「大好きになりました」と笑顔を見せ、門脇麦(33)とは「ずっと共演したかった」と念願の共演が実現したことに喜びをあらわにした。門脇は作中でソーシャルワーカーのサツキ役を演じる。
『ゴースト・オブ・ウエノ』は、東京・上野公園を舞台に、孤独死した“ゴージョー”と呼ばれる身元不明男性の人生を追うヒューマンミステリー。共同脚本に映画『スモーク』で知られるウェイン・ワン氏が名を連ねている。



