マット・デイモン主演『オデュッセイア』全編IMAX撮影の壮大な叙事詩が公開中
マット・デイモン主演『オデュッセイア』全編IMAX撮影の叙事詩が公開中

クリストファー・ノーラン監督が手がけた『オデュッセイア』が公開中だ。古代ギリシャの吟遊詩人ホメロスによる壮大な叙事詩を、最新鋭のIMAXフィルムで映画化。全編IMAX撮影は史上初となる。

10年ぶりの帰還を描く物語

舞台はギリシャの島国イタケ。10年続いたトロイア戦争を「トロイの木馬作戦」で終結させた王オデュッセウス(マット・デイモン)は、その後10年間消息を絶っていた。王妃ペネロペ(アン・ハサウェイ)は帰還を待つが、王宮には王位を狙う求婚者たちが集い、宴を繰り返して居座り続ける。息子テレマコス(トム・ホランド)は父の行方を探してスパルタへ向かい、スパルタの王から父の足跡を聞く。

リアリティーとIMAX効果

ロケはギリシャ、イタリア、モロッコなど6か国で半年間行われた。実際に船で海へ出航し、洞窟内でも撮影したという。IMAXの効果は序盤の巨人のシーンで特に発揮され、縦幅の大きいスクリーンで見上げる迫力は圧巻だ。映像のコントラストや音響の臨場感も際立ち、魔女キルケやセイレーンなど伝説上のキャラクターや神々が登場する世界がリアルに表現されている。

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クライマックスでは、オデュッセウスが妻への求婚者たちをなぎ倒す。弓の弦をはじく音や矢が空を割く音は、殺伐としたシーンに彩りを添える。ただし、業を背負うオデュッセウスの戦いはヒロイックには描かれておらず、破壊された現実の街に思いをはせずにはいられないラストとなっている。

『オデュッセイア』(米)はTOHOシネマズ日比谷などで公開中。上映時間は2時間52分。

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