ジム・ジャームッシュ監督の映画『ファーザー マザー シスター ブラザー』(11月20日公開)に出演するルカ・サバトが、11月5日と6日に来日することが決まった。来日中はイベントへの登壇などが予定されている。
あわせて、サバトが演じる青年が亡き両親の写真を見つめる本編映像と、新たな場面写真が公開された。
ベネチア金獅子賞受賞作、3編のオムニバス
本作は「第82回ベネチア国際映画祭」(2025年)で最高賞の金獅子賞を受賞。ニュージャージー、ダブリン、パリを舞台に、家族の関係を描く3編のオムニバス映画だ。「FATHER」篇にはトム・ウェイツ、アダム・ドライバー、「MOTHER」篇にはシャーロット・ランプリング、ケイト・ブランシェットらが出演する。
サバトが主演する最終話「SISTER BROTHER」篇の舞台はパリ。両親を亡くした双子の兄ビリーをサバト、妹スカイをインディア・ムーアが演じ、両親の面影や家族で過ごした日々をたどる。
マルチに活躍するサバト、監督作2度目の出演
インスタグラムで約380万人のフォロワーを持つサバトは、イヴ・サンローランをはじめとする世界的ハイブランドのモデルとして活動。自身のクリエイティブ・コンサルティング会社を設立し、アーティストで写真家のノア・ディロンと立ち上げたプロジェクト「Hot Mess」では、写真やファッション、アートを横断する活動を展開。DJとしても活動している。
ジャームッシュ監督作品への出演は『デッド・ドント・ダイ』(2019年)に続いて2度目。今回のオファーについて、サバトは「その際はほんの小さな役だったのに今回彼から再びコールバックをもらえるなんて信じられませんでした」と振り返る。監督から「ねえ、僕が書いたこの脚本で何かやってくれないか?」と電話を受け、「もちろん、やりますよ」と即答したという。
物語で描かれる双子の関係については、「家族は選べない、とはいえ、だからこそ兄妹の二人はまだつながっているんです」とコメント。「スカイとビリーは兄妹であり、双子であるという関係を通じて、たとえ離れていても、ふたりにはこの絆がある。そのことが、本当に美しいと思いました」と語っている。
公開された本編映像
公開された本編映像は、遺品の整理を終え、がらんとした部屋で兄妹が、幼い頃の家族写真や両親の若い頃の写真を見つめながら、思い出をたどる姿が映し出されている。