『地面師たち』五頭岳夫、『八つ墓村』に約50年ぶり帰還 1977年版にも出演
五頭岳夫、『八つ墓村』に約50年ぶり帰還 1977年版にも出演

Netflixシリーズ『地面師たち』でなりすまし役の老人・佐々木丈雄を演じて注目を集めた俳優・五頭岳夫が、映画『八つ墓村』(9月18日公開)に出演していることが明らかになった。五頭は1977年公開の野村芳太郎監督版にも村人役で出演しており、約50年ぶりに“八つ墓村”へ帰還する。

約50年ぶりの“八つ墓村”帰還

本作は、横溝正史の同名小説を、金田一耕助の初登場から80周年の節目に完全新作として映画化。「呪怨」シリーズや『犬鳴村』などで知られる清水崇監督がメガホンを取り、原作が持つ「怪奇幻想ロマン冒険譚」としての魅力を再構築する。

五頭が演じるのは、母を亡くした青年・辰弥が帰郷する岡山県の山奥、八つ墓村に暮らす農夫。実は五頭は、小林直二名義で活動していた1977年、松竹配給の野村監督版『八つ墓村』にも村人役として参加していた。今回、五頭をキャスティングした段階では、清水監督をはじめ制作陣の誰も過去の出演歴に気付いておらず、撮影当日になって判明したという。

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撮影当時を振り返る

約50年の時を経て、再び“八つ墓村”に舞い戻ったことについて、五頭本人は「帰ってまいりました!清水崇監督版出演依頼に驚きとうれしさが同居し奇声を上げてました」と振り返った。野村監督版の撮影当時は、所属劇団に入って3年目だったという。「俳優座系統の事務所から『砂の器』流れで先輩と出演した」と経緯を明かし、田中邦衛さん、夏八木勲さん、稲葉義男さんらが演じた尼子の落ち武者たちを夜討ちにする、村の若者役だったと説明した。

撮影は岡山県と鳥取県の県境で夜間に行われ、「照明器材が“誘蛾灯”に」なっていたと当時の様子を回想。今回演じた農夫については、「清水版では、その末裔ではないかと思われる役柄かな!?と思ってます!」とコメントしている。

豪華キャストが集結

新たな金田一耕助を演じるのは尾上松也。八つ墓村で亡き母のルーツをたどる中、連続殺人事件に巻き込まれる青年・辰弥役を奥智哉、美しき未亡人・森美也子役を堀田真由が務める。さらに、田治見家の双子の老婆・小竹と小梅を高島礼子、過去の惨劇を引き起こした田治見要蔵と、その長男・久弥の二役を滝藤賢一、金田一と事件を追う磯川警部を小籔千豊が演じる。渋川清彦、髙嶋政伸らも出演する。

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