ブラッド・バード監督『レイ・ガン』、配信前に劇場公開決定
ブラッド・バード監督『レイ・ガン』劇場公開決定

『Mr.インクレディブル』(2004)や『レミーのおいしいレストラン』(2007)で知られるブラッド・バード監督の最新作となるNetflix映画『レイ・ガン』が、2026年12月18日からの配信に先駆け、12月4日より一部劇場で公開されることが決まった。あわせて劇場公開日入りポスター、予告編、場面写真も公開されている。

30年温めてきたレトロフューチャー作品

『レイ・ガン』は、監督が30年温めてきた「1930年代の人々が想像した未来」を描くレトロフューチャー作品。監督自身が「『マルタの鷹』(1941)と『原子未来戦』(1939)の融合」と語るように、フィルム・ノワールとパルプSFの美学が交差する世界観で描かれる。

主人公レイの声を担当するのはサム・ロックウェル。一つ目のエイリアンである相棒アイ=ラ役にはトム・ウェイツ、街の人気スター、ヴィーナス・ノヴァ役にはスカーレット・ヨハンソンが名を連ねる。ヴィーナスとの出会いをきっかけに、レイはきらびやかな表舞台と危険な裏社会を行き来することになる。

キービジュアルと予告編の見どころ

キービジュアルでは、未来都市メトロピアを背景に、主人公レイモンド・ガンが中央に立ち、手には象徴的な“レイガン”を構える姿が描かれている。アール・デコ調の高層ビル群と空を行き交う飛行車が広がり、1930年代の未来観を反映したレトロフューチャーの世界が鮮やかに提示される。レイの背後には、物語の鍵を握る大スター、ヴィーナス・ノヴァが大きく配され、白い髪と赤い口紅が印象的なコントラストを生み出している。

公開された予告編は、アール・デコ調の輝く高層ビル群と、影が深く落ちるメトロピアの裏側を対比させながら、レイが“最後の人間探偵”として旧来の捜査を続ける姿を描く。異星人の相棒アイ=ラとの掛け合い、ヴィーナス・ノヴァの周囲に渦巻くスキャンダル、そして都市の光と闇を縫う捜査の断片が、大人向けアニメーションとしての重厚なトーンを印象づける。

ストーリーと出演者・スタッフ

物語の舞台は、人間と宇宙人が共存する未来都市メトロピア。人間として最後の探偵であるレイモンド・ガン(サム・ロックウェル)は、宇宙人、殺人、そして大スターのヴィーナス・ノヴァ(スカーレット・ヨハンソン)が絡む事件に巻き込まれていく。レイはヴィーナスの夫アーノルド・ドムから素行調査を依頼され、華やかな表舞台と危険な裏社会の双方へ足を踏み入れる。スキャンダルでキャリアが揺らぐヴィーナスを追う調査は、やがて殺人事件や芸能界の腐敗、企業汚職、異星人社会の緊張へとつながり、複数勢力が入り乱れる巨大な陰謀を浮かび上がらせる。相棒の一つ目の異星人アイ=ラ(トム・ウェイツ)とともに、レイはメトロピアの光と闇を縫いながら真相に迫っていく。

出演者は、レイモンド・ガン役にサム・ロックウェル、ヴィーナス・ノヴァ役にスカーレット・ヨハンソン、アイ=ラ役にトム・ウェイツ。監督はブラッド・バード、脚本はブラッド・バードとマシュー・ロビンスが務める。