俳優の草川拓弥が、2027年1月10日から放送予定のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』に出演することが28日、発表された。草川にとって大河ドラマ出演は15年ぶり。主人公・小栗忠順(松坂桃李)の従者・荒川祐蔵を演じる。
荒川祐蔵とは
荒川祐蔵は常陸国出身。放浪の末に縁あって小栗の従者となった人物で、言動は荒々しく一見すると粗野だが、強い者に媚びないだけで、実は勘が良く頭が切れる。祐蔵の素質を見抜いた小栗は、常にそばに置くようになり、遣米使節団にも随行させる。
小栗が進める近代化と、故郷・水戸でくすぶる尊王攘夷運動との間で、祐蔵自身の価値観も揺さぶられていく。やがて小栗が上州権田村へ隠遁する際も、主人と運命を共にする。従者として小栗のそばに仕えながら、さまざまな経験を通して頼れる腹心へと成長していく役どころだ。
草川拓弥のコメント
草川は出演決定を受け、「祐蔵を演じさせていただきます」とコメント。「水戸あがりのやんちゃ坊主。殿の元で寄り添い、刺激を受け、そして己の心に常に自問自答しながら成長していきます」と、自身が演じる人物の変化を語った。
また、小栗と最後まで運命を共にした祐蔵について「殿と最後まで共にしたその人情に心打たれました」とも明かした。
今回の出演は、草川にとって15年ぶりの大河ドラマ。自身の大河出演について「しかもここまで深く関わらせていただくのは初めてです」とし、「身の引き締まる思い」と率直な心境を明かした。
その一方で、「祐蔵のようにある意味自由に好奇心旺盛に幕末を生きたいと思います」と役への意気込みを示し、「視聴者の心に届くよう精進すっぺ」と、祐蔵を思わせる言葉で締めくくった。
草川拓弥の経歴と今後の展開
草川は1994年生まれ、東京都出身。中学1年生の時にスカウトされ芸能界入りし、2008年にドラマ『貧乏男子 ボンビーメン』で俳優デビュー。ドラマ『みなと商事コインランドリー』ではドラマ初主演を務めた。
今年は『俺たちバッドバーバーズ』『東京P.D.』『ぜんぶ、あなたのためだから』『LOVED ONE』『ラストノート』などに出演。俳優としてドラマや映画で活動する一方、ダンス&ボーカルグループ「超特急」のメンバーとしても活躍しており、グループ初の東京ドーム公演はソールドアウトとなった。NHKでは『天使の耳〜交通警察の夜』に出演している。
『逆賊の幕臣』は、小栗忠順を主人公に幕末の激動を描く大河ドラマ。小栗のそばで行動を共にする祐蔵が、主人から何を学び、時代の変化の中でどのように成長していくのかにも注目が集まる。2027年1月10日から放送予定で、NHK ONEで同時・見逃し配信も予定されている。



