小池栄子、北香那、岡山天音が4日、フジテレビ系ドラマ『さよならノワール』(7日スタート、毎週火曜21:00~)の座談会収録に参加。事件の“その後”を生きる被害者に寄り添う本作に向き合う思いを語った。
小池栄子演じるのは「黒でも白でもない」人物
本作は、犯罪被害者支援室を舞台にしたオリジナルドラマ。小池が演じるのは、暴力団対策係の参謀として仕事と向き合ってきたが、ある事件をきっかけに新設された犯罪被害者支援室へ異動する警部補・黒木夏海。北は、頭の回転が速く知識はあるものの、共感力が低く、被害者とうまくコミュニケーションが取れない心理学者・白石絵梨子を演じる。岡山は、感情に流されないタイプで、誰にも明かせない過去を持つ刑事課強行犯係の巡査部長・鴨居卓海巧役で出演する。
刑事ドラマの新たな視点:事件の“その後”
刑事ドラマでありながら、本作が描くのは、事件の解決そのものだけではない。中心にあるのは、事件によって日常を奪われた被害者や家族が、その後をどう生きていくのかという視点だ。小池は、黒木について「黒でも白でもない」人物だと説明。自身も過去の傷を抱えながら、支援者として被害者と向き合うことで、自分の過去にもようやく向き合い、一歩踏み出していく役柄だという。
「結構、白黒はっきりさせるタイプの、特に明るいキャラクターの役を任せていただくことが多かった」という小池にとって、黒木という役は「なかなか自分にはないキャラクター」。その分、「すごく刺激的な撮影の日々でした。チャレンジさせていただいたなと思います」と振り返る。
「話をしてくれるまで待つ」支援の姿勢
本作を通して、小池が強く感じたのは、被害者支援という仕事のあり方だった。「被害者の方と向き合う時に、どうしても“おつらかったでしょう”とか“大変でしたね”とか、こっちからいろいろお話を聞きたくなってしまうものなんですが、黒木は一貫して話をしてくれるまで待つんです」その姿勢は、事件を追い、真相を解明していく従来の刑事ドラマとは異なる。小池は「ドラマを通じて、被害者支援をする人の存在を知りましたし、こういう方々がいて助けられている方がもっともっと増えればいいなと思います」と願った。



