井ノ原快彦、30年来の師匠・六角精児と舞台共演「大きくなったなぁ」
井ノ原快彦、30年来の師匠・六角精児と舞台共演

20th Centuryの井ノ原快彦が13日、東京・サンシャイン劇場で上演される舞台『世界の終わりかけとスリーコード』の取材会に登壇した。今作では、10代の頃から親交のある俳優・六角精児と師弟役で共演し、喜びを見せた。

15年ぶりとなるヨーロッパ企画とのタッグ

本作は、2020年に劇団のラジオで配信された同名のフォークソングラジオドラマをベースに、近未来のフォークソングロードムービー音楽劇として再構築した作品。作・演出は、ヨーロッパ企画代表の上田誠氏が担当する。

井ノ原が同劇団とタッグを組むのは、2008年の「昭和島ウォーカー」、2011年の「芝浦ブラウザー」に続いて、15年ぶり3度目となる。劇中では上田が全曲作詞作曲した22曲が登場し、井ノ原も自前のギターで披露する。

六角精児への感謝と信頼

世界から電気がなくなり、空前のフォークブームとなった近未来でギターを手に旅するフウを演じる井ノ原は、バンドでミュージシャンとしても活動し、フォークをはじめさまざまな音楽に造詣が深い六角について「フォークソングは10代の頃に六角さんから植え付けられている」と影響を受けたことを明かした。

「その世界にどっぷりはまってから30年くらい経っていますが、こうして六角さんとも共演ができて、今回舞台も久しぶりで、前は毎年やっていた舞台の世界に戻ってこれたことが感慨深いです。このメンバーで届けられることはうれしく、緊張感よりワクワクのほうが勝っている」と期待を寄せた。

フウの師匠・スグルを演じる六角は「井ノ原さんが10代の頃、僕30代前半だった。年は下なのですが仲良く遊んでもらった」と述べ、今回の出演は井ノ原から直々に誘われて参加したという。

「六角さんとも何度も共演していますけどまた違う感じで…」と切り出す井ノ原に、六角は「君が20代の頃だから…。もう50なんでしょ?大人になったなぁ」としみじみ語った。

以前、六角のフォークソングライブにも出演し、一緒に歌唱した経験もあり、「18歳の頃、よく六角さんの家に終電がなくなると泊まらせてもらって、“かわりに風呂掃除をしますよ”って」と懐かしんだ。すると六角は「“泊まらせてもらって”って帰らないからきみが」と苦笑しながら返した。

井ノ原は「話をずっと聞きたかったんですよ。話のなかにもあるように本当に師匠みたいな感じ」と信頼関係をのぞかせた。

公演は13日から25日まで、東京・サンシャイン劇場で行われる。