山形県米沢市の上杉神社稽照殿で23日、修理を終えた3人の戦国武将のものと伝わる甲冑や兜を一堂に並べた特別展示が始まった。三つそろっての展示は26日まで。ガラス張りで前後左右から見学することができ、戦国武将の気風を間近に感じられる。
展示されている甲冑と兜
展示されているのは、上杉謙信の「色々威腹巻」(国指定重要文化財)、上杉景勝の「紫糸威伊予札五枚胴具足」(県指定文化財)、直江兼続の「鉄錆地塗六十二間筋兜(愛の前立)」。いずれも2024~25年に修理され、ちりやほこりが払われて美しい姿がよみがえったり、切れそうだった糸が補修されたりした。記念のクリアファイルも販売されている。
訪れた人の声と関連イベント
兵庫県尼崎市から訪れた運転手の男性(52)は「戦国時代のスーパースターがそろっている。見ていると、謙信に会っているような気がします」と見入っていた。開館時間は午前9時半~午後4時。入館料などの問い合わせは、稽照殿(0238・20・6295)へ。甲冑に詳しい専門家によるシンポジウム「文化財の修理と研究」が25日午後1時半から、伝国の杜で開かれる。参加費1000円。