『攻殻機動隊』新作アニメ、草薙素子役は坂本真綾 故・田中敦子さんの後任に
『攻殻機動隊』新作、草薙素子役は坂本真綾

7日、カンテレ・フジテレビ系で放送された『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』のキャスト情報が解禁され、2024年に亡くなった声優・田中敦子さんが担当していた主人公・草薙素子役を坂本真綾が務めることが発表された。

坂本真綾が草薙素子役に

本編早々に登場した草薙素子の第一声は「うるさいな。わかってるって。暗号変換AI任せだと、猫にも鼠にも聞かれるわよ」だった。坂本真綾は、故・田中敦子さんの後任として、ファンから注目される中での大役を果たした。

『攻殻機動隊』シリーズの歴史

『攻殻機動隊』は、1989年に漫画家・士郎正宗が青年誌「ヤングマガジン」の増刊「ヤングマガジン海賊版」第5号から連載を開始したSF作品。電脳戦や格闘などで優れた能力を持つ全身義体(サイボーグ)の草薙素子が主人公で、彼女をリーダーとした攻性の部隊「攻殻機動隊」が、高度複雑化する凶悪犯罪に立ち向かう姿を描く。

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リアルで精密な描き込みとともに、サイバーパンク的な要素や哲学的なテーマを探求しながら、人間とテクノロジーの融合、個人のアイデンティティなどについて深く考察している。多くのクリエイターたちに影響を与え、単行本は『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』『攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACE』『攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSER』の3冊が講談社から刊行されている。

メディアミックスと新作の舞台

押井守監督によるアニメ映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995年)をはじめ、アニメーション、ハリウッド実写映画など様々な作品群を展開し、世界中に驚きと刺激を与え続けてきた人気シリーズとなっている。

今回の新作アニメの物語は、西暦2029年、企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなる程情報化されていない近未来の日本が舞台。全身義体のサイボーグ・草薙素子は、バトーをはじめとする精鋭部隊を指揮する中で、犯罪を未然に防ぐことを目的とした特殊部隊の設立を望んでいた。

同様の部隊設立を構想していた内務省の荒巻大輔は草薙たちをスカウト。草薙たちは攻性の組織となる公安9課、“攻殻機動隊”としての活動を始める。国家間の謀略が渦巻く電脳犯罪に対峙していく中、ある事件の捜査線上に正体不明のハッカー“人形使い”の存在が浮かび上がる。草薙を待ち受ける運命とは。そして、人形使いの目的とは。新時代のサイバーパンクアクションが描かれる。

故・田中敦子さんの功績

田中敦子さんは、ニコール・キッドマン、ジェニファー・ロペスなど数多くの吹き替えを担当し、アニメでは『攻殻機動隊』草薙素子役、『サラリーマン金太郎』末永美鈴役、『Fate/stay night』キャスター役、『呪術廻戦』花御役、『葬送のフリーレン』フランメ役などで知られる。2024年に亡くなった後も、多くのファンに愛され続けている。

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