2026年産主食用米の作付面積、前年比0.4%減の見通し 農水省が意向調査を発表
2026年産主食用米作付面積0.4%減 農水省調査

2026年産主食用米の作付面積、前年比0.4%減少の見通し

農林水産省は3月11日、今秋に収穫される2026年産の主食用米について、1月末時点での農家の作付け意向調査の結果を発表しました。それによると、作付面積は前年実績より0.6万ヘクタール(0.4%)少ない136.1万ヘクタールになる見込みです。

備蓄米への切り替えが主要因

この減少の背景には、政府が買い入れを再開する備蓄米用の作付けが1.4万ヘクタール見込まれていることが大きく影響しています。主食用米の一部が備蓄米用に切り替えられる動きが進んでおり、これが作付面積の減少につながっていると分析されています。

農水省は、都道府県などを通じて1月末時点の農家の意向を聞き取り、今回の見通しをまとめました。ただし、農家が作付面積をおおむね固めるのは4月ごろとされており、今後さらに備蓄米用への切り替えが増える可能性も残されています。

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生産量は732万トン程度の見込み

主食用米のできばえが近年の平均的な水準だった場合、生産量は732万トン程度になると推計されています。この数値は、農水省がこれまで示してきた見通しの711万トンを上回るものの、前年実績の約747万トンと比較すると減少傾向にあります。

飼料用米については、作付面積が0.5万ヘクタール程度となる見通しです。米生産全体において、用途別の作付け配分に変化が生じている状況が浮き彫りになりました。

農水省は、今後の気象条件や農家の最終的な判断によって数値が変動する可能性があるとして、継続的な調査を進めていく方針です。米価格の安定や食料安全保障の観点から、作付動向には引き続き注目が集まりそうです。

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