横浜園芸博に大阪府が「隠れミャクミャク」仕掛け 庭園デザイン公開で万博との連携強調
2027年に横浜市で開催される国際園芸博覧会(横浜グリーンエクスポ)を前に、大阪府は2026年3月25日、出展する屋外庭園のデザインを正式に発表しました。大阪府と大阪市、堺市が共同で出展するこの庭園は、大阪・関西万博との連携を重視した内容となっており、園内には万博の公式キャラクター「ミャクミャク」を描いたプレートが7カ所に隠される「隠れミャクミャク」の仕掛けが施されます。
37年ぶりのA1クラス園芸博 大阪の魅力を発信
国際園芸博覧会は博覧会国際事務局(BIE)が認定する公式イベントで、「花博」の愛称でも親しまれています。最上位のA1クラスでの開催は、1990年に大阪で行われて以来、実に37年ぶりのことです。大阪府の吉村洋文知事は記者会見で、「万博のレガシーを読み取れるような出展をしていきたい」と意気込みを語りました。
屋外庭園の広さはテニスコート1面分に相当する約200平方メートル。デザインは水都大阪のにぎわいと歴史、未来を表す三つの区域に分けられています。大阪を象徴するイチョウや、堺出身の歌人・与謝野晶子にちなんだブランド桜「与謝野晶子」を植栽。さらに、古墳をイメージした植栽や、江戸時代に大坂城の石垣用に切り出されながら使われなかった「残念石」も展示し、地域の文化的背景を表現します。
万博との連携で「隠れミャクミャク」や木材再利用ベンチ
庭園内では、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が描かれたプレートを7カ所に配置。訪れた人々が探しながら散策できる仕組みとなっており、大阪・関西万博とのつながりを強くアピールします。また、万博のシンボルとなった大屋根リングの木材を再利用したベンチも設置され、サステナビリティへの配慮も見逃せません。
この庭園は、大阪や堺の魅力を国内外に発信することを目的としており、歴史的要素と現代的なデザインを融合させた空間を提供します。国際園芸博覧会は2027年の開催を予定しており、大阪府の出展は、地域活性化と文化発信の重要な機会となるでしょう。



