91歳のラジオパーソナリティーが放送1000回を達成 福井県鯖江市の地域FMで20年の歩み
福井県鯖江市に、91歳のラジオパーソナリティーがいます。青空日出夫さん(本名・門田吉雄さん)は、市内の地域FM局「たんなん夢レディオ」で毎週木曜午前10時から1時間の番組「元気シルバー ナツメロとともに」を担当しています。この番組が2026年2月、放送1000回という大台に乗りました。
20年にわたる番組の歴史と困難を乗り越えて
番組は2006年(平成18年)に開始され、以来20年にわたり続いています。青空さんは右足の靱帯損傷や大動脈解離などの健康上の困難を乗り越えながら、生放送でリスナーに元気を伝え続けてきました。軽快なトークを交え、懐かしの歌謡曲を紹介するスタイルが特徴です。
「番組を聞いてくれているお年寄りに元気になってもらい、地域を活性化していけたら」という思いを胸に、マイクに向かっています。100歳まで番組を続ける意気込みで、日々の放送に臨んでいます。
1000回記念放送の様子とリスナーからの祝福
1000回目を迎えた2月26日の放送では、スタジオに「祝1000回放送」の横断幕が飾られました。番組は、スコップを栓抜きで打ち鳴らす「スコップ三味線」の弾き語りで幕開け。青空さんはリスナーから届いたお祝いの贈り物や手紙に感謝を伝え、スタッフから花束が贈られました。
愛機のラジカセ「8代目」を使って、初回放送時に流した石原裕次郎の楽曲などを届け、記念すべき瞬間を共有しました。千回目を迎えた後も、青空さんは元気に放送を続けています。
長続きの秘訣と今後の展望
青空さんのモットーは「毎日を楽しく」。番組放送が生きがいだと語ります。「そばにいて支えてくれる人たちのおかげ」と感謝し、「小さな楽しみを大きな喜びに変えることを一番大事に頑張っている」と長続きの秘訣を明かしました。
地域FM局としての役割を果たしつつ、高齢者リスナーに寄り添う番組内容が評価されています。今後の放送にも、多くの期待が寄せられています。



