桑園が躍進、円山公園と発寒が続く駅ランキング
大東建託は2026年7月8日、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2026<北海道版>」および「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2026<北海道版>」を発表した。調査は2022年から2026年(一部2019~2021年を追加)にかけて、北海道在住の20歳以上の男女36,402名を対象にインターネットで実施。住みここちランキングは現在居住する街の評価、住みたい街ランキングは回答者が入力した自治体名・駅名への投票数をもとに集計した。
街の住みここち(駅)ランキングでは、桑園(JR函館本線)が昨年4位から順位を上げて初の1位となった。2位は円山公園(地下鉄東西線)、3位は発寒(JR函館本線)で、トップ2は札幌市中央区に位置する駅、3位は札幌市西区の駅となった。トップ10では、北13条東(地下鉄東豊線)が昨年14位から4位、バスセンター前(地下鉄東西線)が16位から8位、恵み野(JR千歳線)が23位から9位、琴似(地下鉄東西線)が12位から10位へと順位を上げた。トップ10のうち9駅は札幌市内の駅で、恵み野のみ恵庭市に位置する。
東川町が5年連続自治体1位、東神楽町と札幌市中央区が続く
街の住みここち(自治体)ランキングでは、上川郡東川町が5年連続で1位となった。東川町は全戸が豊かな地下水で生活する全国でも珍しい上水道がない町で、自治体ランキングでは唯一偏差値70台の高い評価を得た。2位は5年連続で上川郡東神楽町、3位は5年連続で札幌市中央区だった。トップ2は昨年に引き続き、上川郡に属する町(東川町・東神楽町)が占めた。
住みたい街は札幌が8年連続トップ、新札幌が2位に浮上
住みたい街(駅)ランキングでは、札幌エリアが8年連続で1位となった。2位は新札幌エリアで、昨年4位から順位を上げた。3位は3年連続で函館、4位は旭川、5位は帯広で、帯広は2年連続のランクインとなった。住みたい街(自治体)ランキングでは、札幌市中央区が8年連続で1位。2位は5年連続で東京23区、3位は函館市で、昨年4位から上昇した。5位には帯広市と札幌市豊平区が同率でランクインし、札幌市豊平区は今回新たにトップ5入りした。
住みここち上位駅は交通利便性・親しみやすさ・賑わいで高評価
住みここち(駅)ランキングでは、上位駅ほど「交通利便性」「親しみやすさ」「賑わい」の3因子で高い評価を得る傾向が見られた。「親しみやすさ」と「賑わい」では、地下鉄東西線や南北線沿線、特に札幌市中央区の駅が高い評価を得た。11位~20位では、上野幌が昨年21位から11位、発寒南が27位から18位へ順位を上げ、トップ20入りした。
TOP20外の駅でも因子別で特徴が見られた。生活利便性では新琴似(JR札沼線)が1位、麻生(地下鉄南北線)が3位。交通利便性では大谷地(地下鉄東西線)が1位、行政サービスでは芽室(JR根室本線)が2位。静かさ治安では芽室が1位、真駒内(地下鉄南北線)が2位、あいの里公園(JR札沼線)が3位。賑わいでは大通エリア(地下鉄東西線)が3位。物価家賃では東久根別(道南いさりび鉄道)が1位、芽室が2位、大麻(JR函館本線)が3位。防災では真駒内が1位、緑が丘(JR富良野線)が2位となった。
東川町と東神楽町が複数因子で高評価、札幌市が生活利便性で優位
住みここち(自治体)では、1位の上川郡東川町と2位の上川郡東神楽町が、「行政サービス」「静かさ治安」「親しみやすさ」「物価家賃」「防災」の各因子でトップ2を占めた。特に東川町は、「静かさ治安」で唯一偏差値90台、「親しみやすさ」で唯一偏差値80台を記録した。「生活利便性」と「交通利便性」の2因子では、トップ5をすべて札幌市の行政区が占め、トップ4は東区・西区・厚別区・豊平区の同じ自治体が順位は異なるもののランクインした。上位自治体では「親しみやすさ」「賑わい」の評価も高く、これらの因子が住みここち評価と関連していると考えられる。



