東九州新幹線の整備実現に向け、機運を醸成するシンポジウムが28日、宮崎県都城市で開かれた。県鉄道整備促進期成同盟会(会長=河野・宮崎県知事)が昨年の宮崎市、同県延岡市に続いて企画し、沿線の住民ら約560人が参加して実現の課題や効果について考えた。
パネル討論で課題と効果を議論
シンポジウムでは、河野知事と池田宜永・都城市長、藤本徳昭・鹿児島県副知事らがパネル討論を行った。藤本副知事は、2011年に全線開通した九州新幹線について「福岡までの時間が短くなり、人の流れが活発化した」と評価する一方、JR九州から経営分離された並行在来線の「肥薩おれんじ鉄道」は厳しい経営状況が続いていると課題も指摘した。
河野知事が準備の重要性を強調
河野知事は「整備をすれば黙っていても沿線が発展するわけではない。防災や観光、経済への影響も見据えて準備することが大事だ」と強調した。また、東九州新幹線開業による経済波及効果などの試算結果について、宮崎県の担当者の説明もあった。



