楽天モバイルの契約数が1500万を突破した。2024年12月期の決算で、3年連続の黒字を達成したことも明らかになった。一方で、1契約あたりの月間収入(ARPU)は低下傾向にあり、今後の成長に向けた課題も見えてきた。
契約数1500万突破、3年連続黒字を達成
楽天モバイルの契約数は2024年12月末時点で1500万を超えた。2021年のサービス開始から約3年での達成となる。また、2024年12月期の決算では、営業損益が3年連続の黒字となった。
黒字化の要因としては、契約数の増加に加え、既存顧客の維持やコスト削減の効果が挙げられる。楽天モバイルは、2024年12月期の営業損益が前期比で改善したとしている。
ARPU低下と市場競争の激化
一方で、1契約あたりの月間収入(ARPU)は低下傾向にある。2024年12月期のARPUは、前期の約2100円から約2000円に減少した。これは、低価格プランの普及や、データ使用量の少ないユーザーの増加が影響しているとみられる。
また、携電話市場では、NTTドコモやKDDI、ソフトバンクなどとの競争が激化している。各社が値下げやサービス拡充を進める中、楽天モバイルは差別化戦略を強化する必要がある。
今後の成長戦略と課題
楽天モバイルは、今後の成長に向けて、企業向けサービスや5Gの展開を強化する方針だ。また、楽天グループ全体との連携を深め、ポイント経済圏の拡大を図る考えだ。
一方で、ARPUの低下や競争激化への対応が課題となる。楽天モバイルは、2025年12月期も黒字を維持しつつ、契約数の増加と収益性の向上を目指すとしている。



