Microsoftは、Windows 11の更新プログラムに伴う再起動を原則として月1回に集約する仕組みを導入した。Microsoft Supportで8月14日に公開したサポート文書「One restart a month for Windows updates | Microsoft Support」で明らかにした。
月1回の再起動へ、対象はWindows 11の特定バージョン
7月28日以降にリリースされる更新プログラムから適用し、ドライバーや.NET、ファームウェアなど再起動を必要とする更新を月例のセキュリティ更新プログラムにまとめる。Windows Updateによる再起動の回数を減らし、ユーザーへの影響を抑える狙いがある。
これは3月に発表されたWindows 11の改善計画の一環として導入された。適用対象はWindows 11バージョン24H2、25H2、26H1およびこれ以降に制限され、拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)のWindows 10は対象としていない。
集約される更新と例外となる更新
集約を予定している既知の更新プログラムは、ドライバーのアップデート、.NETのアップデート、ファームウェアのアップデート。
一方で、次の更新プログラムは集約せず、その都度リリースされる。これらは自動アップデートの対象となっており、多くの場合でユーザーが認識することなくアップデートを完了する。
- Microsoft Defenderのセキュリティインテリジェンスアップデート
- AIコンポーネントのアップデート
- 重要なドライバーアップデートまたは緊急ドライバーアップデート
- 緊急アップデートおよび定例外(OOB)アップデート
9月はホットパッチ端末も例外的に再起動
BetaNewsは9月1日(現地時間)、「Windows 11 restarts move to once a month, except for hotpatch PCs」において、Microsoftのホットパッチ更新プログラムに登録している端末について、9月は例外的に再起動が必要になると伝えた。9月のセキュリティ更新プログラムに、再起動を回避できないセキュリティコンポーネントの修正が含まれていることが理由だ。
ホットパッチは通常、1月、4月、7月、10月の年4回のみ再起動が必要で、その他のセキュリティ更新時に再起動する必要はない。
この再起動によるホットパッチの更新スケジュールに影響はなく、10月の再起動は予定通り実施される。また、Microsoftは9月の再起動後もホットパッチの登録状態は維持され、ホットパッチ自体には変更がないと説明している。



