JR東日本、新幹線点検車「ソアー」を2029年度に導入へ イーストアイ後継
新幹線点検車「ソアー」2029年度導入 JR東日本

JR東日本は14日、新幹線の点検専用車両「イーストアイ」の後継車について、「SOAR(ソアー)」の名称で2029年度中に営業運転を開始すると発表した。後継車は秋田新幹線「こまち」の次世代車両をベースに開発され、国内最速の「はやぶさ」と同じ最高時速320キロでの走行点検が可能となる。

「SOAR」の由来とデザイン

「SOAR」は英語で「飛翔する」を意味する。車体は白を基調とし、赤と緑のラインを左右非対称に配置したデザインが特徴。従来のイーストアイが白地に赤いラインであったのに対し、新たなカラーリングで視認性を高めている。

JR東日本によると、後継車には車体周囲に計48台のカメラを搭載。トンネル内壁や線路周辺の状態を高精細画像で記録し、従来よりも詳細なデータ収集が可能になる。また、レールのゆがみに加えて台車の揺れや傾きも測定し、線路状態の把握精度を向上させるという。

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点検能力の向上

イーストアイは1997年に導入され、東北・上越・北陸新幹線などで活躍してきたが、老朽化に伴い後継車の開発が進められていた。新車両は最高時速320キロでの点検を実現し、営業列車と同じ速度で走行しながら検査できるため、ダイヤへの影響を最小限に抑えられる。

JR東日本は「ソアーにより、新幹線の安全性をさらに高めるとともに、効率的な保守作業を実現したい」とコメントしている。

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