ラングエッジ、3億円の資金調達を発表
AIスタートアップのラングエッジ(東京都中央区)は、総額3億円の資金調達を実施したと発表した。引受先は第三者割当増資で、既存株主であるANRIやグローバル・ブレインに加え、新たに三菱UFJキャピタルやSMBCベンチャーキャピタルなどが参加した。調達した資金は、同社が開発する日本語に特化した大規模言語モデル(LLM)「WEEL」の開発加速と、AIサービスの強化に充てられる。
日本語LLM「WEEL」の強み
ラングエッジが開発する「WEEL」は、日本語の文脈理解や表現力に優れたLLMだ。同社の代表取締役CEOである森正弥氏は、「日本語LLMは米国発のモデルに比べて精度が低いことが課題だが、WEELは日本語の複雑な文法や敬語、ビジネス用語を高精度で処理できる」と強みを語る。WEELは、企業のカスタマーサポートや文書作成支援、業務効率化などに活用が期待されている。
資金調達の背景と今後の展開
今回の資金調達は、国内外でLLM開発競争が激化する中、日本語特化型モデルの需要が高まっていることを背景とする。ラングエッジは、2023年7月の創業以来、累計調達額が5億円を超えた。森CEOは「日本語LLMのリーディングカンパニーを目指し、さらなるモデル精度向上とユースケース開拓に注力する」とコメントしている。同社は今後、WEELのAPI提供や、企業向けカスタマイズモデルの開発を加速し、2025年までに100社以上の導入を目指す。



