内航タンカー見学会で学生が実務を体験、口之津海上技術学校80名参加
内航タンカー見学会 学生80名が実務体験

2026年6月25日、長崎港で内航タンカー「鳳伸丸」の見学会が行われ、国立口之津海上技術学校の学生約80名が参加した。全国内航タンカー海運組合が主催し、学生の就職後のミスマッチを防ぐ目的で実施された。

甲板・ブリッジ・機関室の見学

学生は3班に分かれ、鳳伸丸の甲板、ブリッジ、機関室、食堂を見学。甲板では油の積み下ろしに使うパイプラインやバルブの説明があり、学生は取扱量の大きさに驚いた様子だった。ブリッジでは電子海図やレーダーを使った航海作業の説明が行われ、船長からは夜間航行では安全のために船内の光をほとんど消すと説明された。

機関室と最新の船上生活

機関室では機関長がエンジンの始動を実演し、学生からは「学校の練習船と全然違う」と驚きの声が上がった。船内にはネット環境が整備され、居住スペースも快適で、オーバーワーク防止の取り組みも紹介された。食堂では「ごはんは美味しいか」「おかわりはできるか」など生活面の質問が飛び交った。

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合同説明会と将来への展望

同日、出島メッセ長崎では全国のタンカー船会社27社が参加する合同説明会も開催。鳳伸丸を運航する旭タンカー株式会社の社員によると、鳳伸丸にレギュラーガソリンを積んだ場合、10億円単位の金額が動くという。同校の生徒会長は「学校の授業で習っていたことを実際に見ることができ、勉強になりました」と語った。

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