ライターがSNSでクライアントの愚痴を投稿すると、気づかないうちに仕事が減っていく可能性がある。発注者側は、声をかける前にSNSの投稿をチェックしており、愚痴や煽りが見つかれば依頼を躊躇するからだ。ライターのみくまゆたん氏(エンタメ雑食系ライター)が、自身の経験を基に注意点を語る。
発注者がチェックする3つのポイント
みくまゆたん氏は、クライアントからライターを探してほしいと依頼された際、X(旧Twitter)で以下の3点を確認していたという。
- クライアントの愚痴を書いていないか(自分も言われそうと感じるため)
- 誰かに喧嘩を吹っかけていないか
- 他の人の仕事スタイルを馬鹿にしたり揶揄していないか
「同業者の蹴落とし合い的な投稿をXで見かけることも多いですが、発注者側からすれば声をかけることすら躊躇します」とみくまゆたん氏は指摘する。
愚痴をSNSで発信するリスク
クライアントから嫌なフィードバック(FB)が来て腹が立ったときは、家族や友人、同業者の仲間に話を聞いてもらうのが最も良い方法だと同氏は助言する。そもそも「修正は来るうちが華」であり、見切りをつけられたときは何も言わずに契約を打ち切られる。ネガティブな話は公にしないことを推奨している。
どうしても本音をネットに吐露したいときの対策
基本的に、誰が見ているかわからない場所に本音を書くのは避けるべきだが、どうしても「知られたくないけど、誰かには知ってほしい」という瞬間もある。みくまゆたん氏は、mixiの鍵つきアカウントでたまに本音を吐露しているという。ただし、スクリーンショットで拡散されても問題ないレベルの話に留めている。
投稿例として、noteのメンバーシップに関する辛口批判の話題や、AI進出によるメディア減少とライター講座のマーケティングに関する違和感を挙げている。同氏は「本音を書く場所で呟くのは業界に対するちょっとした苦言くらい」とし、出版社やメディアの編集者と繋がりがあるため投稿には注意していると述べる。
「少し本音を吐露できる場所があることで、ささくれた心が和らぎました。一番は話せる人を探せるのがいいのかもしれません」と締めくくっている。



