映画館やコンサートホール、舞台公演など、静かな環境で楽しむ“娯楽の場”は、非日常を味わえる特別な空間でもある。一般社団法人コンサートプロモーターズ協会の調査によると、近年のライブ動員数や市場規模は拡大傾向にあり、ぴあ総研のレポートでは、その背景に体験型消費や推し活の広がりが影響しているという。こうした中で、空間の過ごし方や距離感に対する意識の違いが、SNSなどで話題になることが増えているようだ。
調査概要と漫画化の試み
そこで本連載『さすがに無理だった娯楽マナー違反』では、マイナビニュース会員を対象に、「これまで体験、あるいは目撃して“さすがに無理”と感じたマナー違反・迷惑行為」についてアンケートを実施。調査時期は2026年2月2日、有効回答数は308人、調査方法はインターネットログイン式アンケート。その実体験をもとに、漫画家兼イラストレーターの菅原県さんが4コマ漫画として再構成する。思わず「それは困る……」「自分も経験がある」と感じてしまうような違和感を通して、“気持ちよく楽しむための距離感”について、あらためて考えていく。
「えっ!?」と思わず固まる出来事
「さすがに無理だった娯楽マナー違反」を1話から無料でイッキ読みできる。娯楽の楽しみ方が多様化する現代において、マナーのあり方もまた一様ではなくなりつつある。配信や個人視聴が広がる一方で、劇場や会場といった“共有空間での体験”は、今も多くの人にとって特別な時間であり続けている。そうした場では、ルールだけでは捉えきれない距離感や受け取り方の違いが、思わぬすれ違いにつながることもあるのかもしれない。
想像力と配慮が生む心地よい空間
ほんの少しの想像や配慮が、誰かの大切な時間につながっていると感じる場面も、少なくないのではないだろうか。こうした一つひとつの感覚の積み重ねが、それぞれにとって心地よい娯楽の時間を形づくっていく――そんな見方もできそうだ。
著者プロフィール
菅原県(すがわら・けん)は漫画家&イラストレーター。「週刊ヤングジャンプ」でデビュー。その後、実話系4コマ誌やニュースサイトなどで漫画を連載。あおり系LINEスタンプ「Mr.上から目線」シリーズの作者。Twitter:@sugawaraken。この著者の記事一覧はこちら。



