「なんとなくしんどい」「なぜか不調が続く」といったストレスに対処するためのセルフケアを紹介する書籍『体力がなくても一生 自分を大事にできる 「おつかれメンタル」いたわり帳』(華井由利奈/光文社)から、今回は「自然の音を聴く」ことの効果と実践方法を抜粋してお届けします。
心を落ち着かせる「f分の1ゆらぎ」効果
雨の音にはリラックス効果があると言われています。雨は均一に降るわけではなく、強弱を繰り返しながら不規則なリズムで降るからです。このリズムは「f分の1ゆらぎ」と呼ばれ、人工的なものとは異なる特別な癒やし効果があると言われています。ほかにも、川のせせらぎや野鳥の声など、自然の音には同様の効果があります。
寝る前に自然の音を聴くメリット
寝る前に自然の音を聴くのもおすすめです。複雑な音楽や話し声とは異なり、予測可能な音が眠気を誘います。毎日寝る前に同じ音を流すと、脳が自然に「寝る時間だ」と感じるようになります。ただし、シャッフルモードだと「次はどの曲?」と脳が活動的になってしまうため注意が必要です。
自然の音を聴くときのポイント
- 自分が好きな音を探す:波の音、森のざわめき、焚き火の音など、人によって好みが異なります。自分が一番落ち着く音を探してみましょう。
- タイマーを設定する:一晩中聴き続けると、脳が休まらない場合もあります。入眠後30分から1時間で消えるように設定するのがベストです。
- 音量は控えめに:ようやく聞こえるくらいの小さな音量(40デシベル以下)がおすすめです。
- スマホの通知をオフにする:通知音で目が覚めないよう、おやすみモードにするか、少し離れた場所に置きましょう。
読者の声
リラックスしたいときは近所の公園へ。木漏れ日のなか、樹木が風に揺すられる音を聞いていると、自分も自然の一部に感じられて癒やされます。「焚き火の映像」や「美しい世界の絶景」「癒やしの大自然」などのYouTube動画を流しっぱなしにしておくと、ほかの動画をダラダラ見ないで済むという声も。葉擦れの音に虫の声、自然は今日も生きている、太古の昔に生まれた人間の先輩だ――そんな感覚が心を癒やします。
本書は、ストレスに対処するための行動や心理的な取り組みをまとめた一生役立つセルフケアの道具箱。1トピック見開き完結で、疲れているときでも読める構成です。等身大の目線を大事にした、優しいお守り本としておすすめです。



