LINEヤフーは7月2日、コミュニケーションアプリ「LINE」において、ブロックした相手の友だちリストから自分を削除できる新機能「プレミアムブロック」の導入を発表しました。この機能は「メッセージ編集」「メッセージ予約」「通話レコーディング(仮称)」といった機能とともに、8月以降に「LINEラボ」で先行提供され、今秋以降に月額サービス「LYPプレミアム」の会員特典として正式にリリースされる予定です。
プレミアムブロックの仕組みと従来のブロック機能との違い
従来のLINEのブロック機能では、相手をブロックしても自分のアカウントは相手の友だちリストに残り続けました。相手はブロックされたことに気づかず、メッセージを送ることはできませんが、友だちリストに自分が表示されたままとなります。一方、プレミアムブロックを利用すると、ブロックした相手の友だちリストから自分のアカウントが完全に削除されます。これにより、相手はブロックされた事実を認識しにくくなり、より完全な「断絶」が可能となります。
この新機能は発表直後からSNS上で大きな反響を呼びました。多くのユーザーが「待望の機能」「これでスッキリする」と歓迎する一方で、「相手にバレずに消えるのは卑怯では」と否定的な意見も見られます。特に、過去にトラブルがあった相手との関係を完全に断ち切りたいユーザーにとっては、待望の機能と言えるでしょう。
LINEラボでの先行提供とLYPプレミアム会員特典としての正式リリース
LINEヤフーは、プレミアムブロックを含む4つの新機能を、まず「LINEラボ」で先行提供します。LINEラボは、新機能を一部のユーザーに先行体験してもらうプログラムで、ユーザーからのフィードバックを基に機能を改善することを目的としています。その後、今秋以降に月額サービス「LYPプレミアム」の会員特典として正式にリリースされる予定です。LYPプレミアムの月額料金は500円(税込)で、LINEスタンプの使い放題やLINEギフトの割引などの特典が含まれています。
プレミアムブロックが有料機能となることについて、LINEヤフーは「開発コストを考慮し、持続可能なサービス提供のため」と説明しています。一方で、無料ユーザーからは「ブロック機能の基本部分を有料化するのはどうか」との批判も出ています。
SNSでの反響と今後の展望
プレミアムブロックの発表は、TwitterやInstagramなどのSNSで大きな話題となりました。多くのユーザーが「これでストーカー対策になる」「嫌な相手と完全に縁を切れる」と評価する一方で、「相手にバレずにブロックできるのは怖い」と懸念する声も上がっています。また、一部のユーザーからは「LINEのブロック機能はもっとシンプルであるべき」と、機能の複雑化を指摘する意見も見られます。
LINEヤフーは、これらのフィードバックを踏まえて、プレミアムブロックの機能をさらに改善していく方針です。同社は「ユーザーの安全とプライバシーを最優先に考え、ブロック機能の強化を進めていく」とコメントしています。今後のアップデートでは、ブロック時に相手に通知が行くかどうかの設定や、ブロックの解除方法の簡略化などが検討される可能性があります。



