捕まえた獲物を噛まずに丸呑みする鳥たち。歯がない代わりに、2つの胃を使って効率的に消化する仕組みを持つ。現在SNSでは、そんなたくましい一面がわかるサギの捕食シーンが話題となっている。
代掻き中に遭遇した大物
動画をInstagramに投稿したのは、兵庫県丹波市で丹波大納言小豆や丹波コシヒカリ、山の芋を生産する「なかで農場」の中出さん。アカウント名は【公式】なかで農場|丹波市で300年(@nakadefarm_official)。中出さんが田んぼで代掻きをしていると、サギが非常に大きなカエルを捕まえた。果たして、この大物を無事に呑み込めるのだろうか?
「流石にそれは食べれへんのちゃうかな」「えーめっちゃでっかいの捕まえています。さすがに欲張りすぎちゃう?」と、中出さんも驚きを隠せない。
格闘の一部始終
サギはカエルを咥えたまま田んぼの中をゆっくりと前進。すると、カエルを縦に咥え直し、呑み込もうとする。しかし、あまりの大きさに簡単にはいかない。カエルを水につけては持ち直し、「どーすんの? んんっ!?」「流石に呑み込めへんやろ」と中出さんの実況とともに格闘が続く。
ついにカエルの頭部がサギの口の奥へ運ばれたかと思いきや、吐き出してしまう。やはり一筋縄ではいかないようだ。
パート2:再挑戦と逆転
中出さんは続きの動画も投稿。「もっかいチャレンジするか!?」と見守る中、サギは再びカエルを口の中へ。今度こそ勢いをつけて呑み込み始めるが、次の瞬間、サギは下を向き、カエルを咥えたままフリーズ。「喉が通らない……」と中出さん。この時点で既に5分も格闘しているという。
「頑張れ! 頑張れ!」と応援する中出さん。ところが、サギはカエルを水の中に手放してしまう。諦めたのかと思われたが、サギは再びカエルを咥え、何度も口で摘み直す。「もしかしてカエルを柔らかくしているのか?」と思える様子。
ついに丸呑み成功
何度目かのチャレンジで、今度こそ呑み込み始める。カエルの体が少しずつ喉へ移動し、ついに成功! あの大きなカエルを飲み込んだ。喉が膨らみ、カエルが通過していくのがわかる。そのまま「ごっくん」と完全に呑み込んだ後、水をひと飲みし、何事もなかったかのようにケロリとした様子。
中出さんによると、撮影を始めてからサギがカエルを丸呑みするまで6分40秒かかったという。
SNSで大反響
この投稿は大きな反響を呼び、最初の動画は再生回数269万回以上、3万件のいいねを記録(6月22日時点)。コメントには「凄い あきらめるのかと思いましたが、いきましたね! 貴重な衝撃映像で、なかでさんを見つけました」「ついつい見入ってしまいました」「すご過ぎる」「実況が最高で面白かったです」「自然の摂理を観察できて貴重な動画ですね」などが寄せられた。
もう無理かと思われた後の大逆転劇。大物に挑み続けたサギの姿に、生命のたくましさを感じさせる。



