タッパーに詰められたふりかけご飯のシンプルな弁当。月収25万円で働く工場勤務の男性が日々持参する、昼食代70円の節約弁当がInstagramに投稿され、注目を集めている。
「僕の日記 しょうた」さん(@bokunote0731)が「【月収25万】昼飯70円、工場勤務男のリアル節約弁当。水分含んだふりかけ好き」という言葉とともに投稿した写真には、1.1万いいねが集まった。節約弁当を続ける理由や、家族の将来を見据えたお金の使い方について、投稿主のしょうたさんに話を聞いた。
節約弁当を始めたきっかけ
「節約弁当を始めたきっかけは昼食代を減らしたかったからです。仕事中は特に食べたいものがあるわけでもなく、胃に入って、お腹が空かなければいいというくらいの感覚だったので、だったらお金をかけずに自分で作ろうと思いました」としょうたさんは話す。
料理は学生時代から、パスタや丼ものなど安くて手軽なものを作っていた。最初の頃は1合分のご飯で作った大きな塩おにぎり1個だけを持っていくこともあったという。「正直、作るのが面倒な日もありますが、ここでお金をかけたくないという気持ちで続けています。最初はお金が目に見えて貯まることがモチベーションでしたが、今は家族や将来のため、そして栄養面も考えて節約するようになりました」と語る。
毎日飽きずに食べる工夫
普段は「ご飯と鶏むね肉だけのお弁当をほとんど毎日作っています。鶏むね肉がなくなったときは、魚肉ソーセージや缶詰、冷蔵庫にある豆腐など、そのとき家にあるものを入れたり、白ごはんだけのこともあります」と説明する。
過去にフィジークの大会に出ていたこともあり、「節約しながらもタンパク質は少しでも摂りたいという意識があります。味に飽きるという感覚が自分の中ではあまりないので、同じようなお弁当でも毎日美味しく食べています」という。
工場勤務での昼食の役割
体力を使う工場勤務の中で、節約弁当は「午後からもうひと頑張りするためのエネルギーとして、お昼ご飯はしっかり食べるようにしています。癒やしというよりは、シンプルにお腹を満たすためのお弁当という感覚に近いです」と話す。
「特別なものではありませんが、午後も仕事を頑張るためには大切な時間だと思っています」と付け加えた。
節約を続けるモチベーション
月収25万円という収入を公開しながら節約を続ける中で、「昔はシンプルにお金を貯めたいという気持ちで節約していましたが、今は子どもの将来のためという目的が大きくなりました。節約して浮いたお金は、NISAでの資産形成に回しています」と明かす。
「子どもが将来大学に行きたいと言ったときに、できるだけお金のことで諦めさせることがないように、必要になったタイミングで使えたらと思っています。それが今の節約を続けるモチベーションになっています」と語った。
投稿やYouTubeでの発信には「応援してくださる方も多く、とても励みになっています。一方で、厳しいコメントをいただくことも多くありました。自分自身、考えさせられる内容も多く、改めていろいろな意見があるんだなと感じました」と振り返る。
「これからも、今までと変わらず節約や工場勤務の日常を発信していきたいです。特別なことではなく、今しかない自分の日常を記録して、後から振り返られる思い出として残していけたらと思っています」と話している。