リモートワークと対面業務が交錯する現代の職場では、「会社の後輩」をめぐるマネジメントやコミュニケーションが、個人の感情だけでなく職場の生産性に直結する。厚生労働省の新規学卒就職者の離職状況によると、大卒で入社3年以内の離職率は約33%で推移しており、初期定着の支援が喫緊の課題となっている。
先輩・後輩のすれ違いが離職に影響
先輩と後輩の小さなすれ違いが離職や定着に影響しうる時代背景を受け、マイナビニュースは会員を対象にアンケートを実施。2023年10月16日、インターネットログイン式で1000人を調査し、職場で出会った“やばい後輩”にまつわる実体験を収集した。寄せられた声から代表的なエピソードを厳選し、感情の揺れと職場の課題が交差する瞬間を、あるある漫画として紹介している。
メール返信の感覚の違いが生む摩擦
漫画では、後輩との仕事で気づいたメール返信を待つ感覚の違いなど、日常的なコミュニケーションギャップが描かれる。例えば、先輩が即時返信を期待するのに対し、後輩は返信のタイミングに異なる感覚を持つケースなどが挙げられている。こうした小さなズレが積み重なり、信頼関係の構築を難しくする。
寄り添いが組織の持続性を高める
国民生活基礎調査や若年者雇用実態調査でも、若手の職場不安の一因として「相談相手の不在」や「指導の質」が示唆されている。後輩の戸惑いに寄り添うことは、感情のケアであると同時に、組織の持続性を高める投資だ。小さな問いかけ、明確な期待値、失敗を共有する安全地帯――それらが離職を防ぎ、次の後輩へと継がれる知の循環をつくる。一歩一歩の積み重ねが、働きやすい職場と未来のキャリアの選択肢を広げていく。
漫画で描かれるリアルな職場風景
漫画を手がけたのは会社員の青木ぼんろ氏。自身の日常を漫画に描いており、「おそらく誰の人生にも何の影響も及ぼさない漫画ですが良かったら」とコメント。Twitter(@aobonro)で発信している。本企画では、1話から無料で一気読みが可能で、後輩に寄り添うことの重要性をユーモアを交えて伝えている。



