Windows 11検索が刷新、Bing検索無効化やあいまい検索に対応 Experimentalチャネルで展開
Windows 11検索が刷新、Bing検索無効化やあいまい検索に対応

Microsoftは、Windows 11の検索機能を大幅に刷新するアップデートを、Windows Insider ProgramのExperimentalチャネル向けに展開した。このアップデートは、ビルド26300.8772で制御された機能ロールアウト(CFR)を通じて提供が開始された。従来、ビルド26300.8697に隠しオプションとして存在していた新機能が、今回のアップデートで正式にテスト可能となった。

Web検索の無効化が可能に

新Windows Searchの最大の特徴は、Bingを使用したWeb検索を無効化できる点だ。これにより、検索の高速化と不要なWebコンテンツの非表示が実現する。Windows Latestの調査によると、検索画面(ショートカットキーCtrl+S)のホーム画面も刷新され、従来表示されていた「おすすめ画像」「トップアプリ」「トレンド検索」「おすすめのゲーム」「Webニュース」などがすべて削除され、代わりに最近の検索履歴が表示されるようになった。Windows Latestは、これらのWebコンテンツが検索画面の表示速度低下の一因となっていた可能性を指摘している。

この設定は、設定アプリの「プライバシーとセキュリティ」→「Windowsのアクセス許可」セクションの「検索」から調整できる。また、Microsoft Storeを検索結果に含めるかどうかの設定もここで変更可能だ。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

あいまい検索など機能強化

Web検索の無効化以外にも、多数の改善が施されている。主な変更点は以下の通り。

  • 検索結果にヒットした場所(アプリ、設定、ローカルファイル、Web検索、Microsoft Storeなど)が表示されるようになり、クリック前にリンク先を判別可能。
  • Web検索およびMicrosoft Store検索を有効にしている場合でも、ローカル検索(アプリ、設定、ファイル)の結果が優先表示される。
  • 検索結果の行間が広がり、視認性が向上。
  • 検索結果にサムネイル、ファイルの場所、最終更新日、クイックアクションなどのメタデータが表示される。
  • Web検索を有効にしている場合、広告宣伝コンテンツが削除された。
  • あいまい検索に対応し、誤字や脱字、余分な文字などの入力ミスを吸収。例えば「pwerp」でPowerPoint、「tskm」でタスクマネージャーを検索可能。
  • 低スペックPCでの安定性が向上。Windows Latestの実験では、クラッシュや読み込みの遅延は確認されなかった。

Experimentalチャネルで提供開始

新Windows Searchは、Windows 11ビルド26300.8772向けにCFRを通じて展開中。アップデートしても直ちに利用できるとは限らないが、機能フラグから強制的に有効にできる可能性がある。手順は以下の通り。

  1. 設定アプリの「Windows Update」→「その他のオプション」セクションの「Windows Insider Program」→「機能フラグ」をクリック。
  2. 「Refined Windows Search」、「Searchable System Components」、「Short Query File Search support」の3つを有効(Enabled)に変更。
  3. 「変更の適用」をクリックし、コンピューターを再起動する。

この機能フラグの設定には管理者アカウントが必要。また、地域によって動作状況が異なる可能性がある。Experimentalチャネルのユーザーは7月13日以降、新機能のテストに参加可能。正式リリースのスケジュールは未公開だが、順調なテストと早期のリリースが期待されている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ