「ヘイ、Siri」が恥ずかしい人へ。ボーカルショートカットで声だけで操作
「ヘイ、Siri」が恥ずかしい人へ。ボーカルショートカットで声操作

Siriの呼び出し方と「ヘイ、Siri」の心理的ハードル

Apple Intelligenceとの統合が進むSiriだが、その技術の出発点は音声アシスタントである。「ヘイ、Siri」というウェイクワードで呼び出し、希望の動作を口頭で指示するスタイルが基本だ。サイドボタンの長押しや文字入力による呼び出しも可能だが、手軽さでは「ヘイ、Siri」が勝る。しかし、この掛け声にはなんとなく気恥ずかしさが伴う。2011年のiPhone 4Sで導入されてから10年以上経過した今でも、「まだ慣れない」「できれば口にしたくない」という声は少なくない。

「ヘイ、Siri」を使わない解決策:ボーカルショートカット

「ヘイ、Siri」と言わずにSiriへ口頭で命令する方法として、「ボーカルショートカット」という機能がある。これは、自分が発した声や言葉と処理の組み合わせをあらかじめ登録しておき、iPhone内蔵マイクがその声や言葉を検知したときに処理を実行する仕組みだ。例えば「よいしょ」と言うだけでSiriを起動したり、特定のショートカットを実行したりできる。

ボーカルショートカットの設定手順

設定は「設定」アプリから「アクセシビリティ」→「ボーカルショートカット」と進み、「アクションを追加」ボタンをタップする。声や言葉にひも付ける機能は1つで、候補に表示されるシステムコマンド(スクリーンショットなどの定型処理)から選択する形式だ。さらに、ショートカットアプリに登録した自動処理プログラムも選択できるため、工夫次第ではSiri以上に複雑な処理を口頭で指示することも可能になる。

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自由度の高い登録と利用シーン

ボーカルショートカットには複数の声や言葉を登録でき、しかも「よいしょ」や「ほいさっさ」など意味のない言葉や、英語などの外国語も使用できる。ただし、ボーカルショートカットを有効にしている間は常にマイクがオンの状態になるため、バッテリー消費量はやや増える。それでも、料理やドライブなど手が離せない場面ではかなり便利に使える。

この機能を活用すれば、「ヘイ、Siri」という言葉を口にすることなく、Siriへ口頭で命令できる。IT/AVコラムニストの海上忍氏(うなかみしのぶ)は、UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作が多数で、マイナビニュースでは「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」や「(新)OS Xハッキング!」を連載中。2012年からAV機器アワード「VGP」審査員も務めている。

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