8月13日、東京・表参道に、世界最大規模のAI体験直営店「Google Store 表参道」がオープンした。米国外では初、世界で11店舗目となる直営店の誕生が注目を集める中、翌14日のSNS上ではもう1つのユニークな出来事があった。
サムスンからの祝福、Galaxyのズーム機能で「視察」
きっかけは、オープン翌日となった8月14日の夕方。近隣の原宿に直営店「Galaxy Harajuku」を構えるサムスン公式Xアカウントが、祝福のメッセージを投稿したことだった。
サムスンは「Google Store 表参道オープンおめでとうございます」と祝福。最新スマホ「Galaxy Z Fold8」を手に持ち、ズーム機能を使って原宿から新店舗を“視察”した写真を投稿した。他社の開店を祝いながら自社製品のカメラ性能をアピールし、「共にAndroidを盛り上げよう」とエールを送った。
Googleがサムスンに返信、Pixelで「お返しズームごあいさつ」
サムスンからのユーモアたっぷりのエールに対し、Google Japanの公式Xアカウントも素早く応じた。
Googleは「負けじと、Google Pixel 11 Proの超解像ズームProで、こちらからもごあいさつしてみました。ご近所なので今度遊びにいきますね!」と返信。最新機種「Google Pixel 11 Pro」のズーム機能を使い、表参道側からGalaxy Harajukuをクローズアップ撮影した写真を添付した。
この「ズーム合戦」は両社の高い技術力を互いに見せ合う形となり、Android陣営を支えるパートナー、そしてご近所同士として高め合う姿がSNS上で見られた。日頃、直接的なやりとりがないだけに非常に珍しい出来事といえる。
世界最大規模、Google Store 表参道の全貌
SNSを賑わせたGoogle Store 表参道は、延べ面積1158平方メートル、地下1階から2階までの3フロアを誇る世界最大の直営店だ。店内は天然木を取り入れた温かみのある内装で、日本のちょうちんをイメージした竹の演出などが施されている。
各フロアの構成と特徴は次の通りだ。
- 地下1階:修理から設定までをカバーする「ヘルプフロア」。店頭修理サポート(即日返却対応)や、設定を相談できる個別スペースを完備。地元アーティストの参加による再生素材のアートも飾られている
- 1階:最新デバイスと自然のカラーアート。最新のPixel 11シリーズや周辺機器を体験可能。製品カラーのルーツであるカリフォルニアの自然を表現した華やかなアート展示や、店舗限定スマホストラップの販売、Gemini体験スペースを備える
- 2階:世界初、竹ごとAIを楽しむ「Pixel Studio」。世界初となる「竹ごとAI体験フロア」。120倍ズームの疑似体験、AIで画像・動画生成ができるフォトブース、自分だけの「アバター生成」などが無料で楽しめる。日本限定グッズの物販も用意されている
表参道へ訪れた際は、ぜひお立ち寄りを
オープン初日は大雨に見舞われたものの、朝から並んだファンをはじめ多くの来店客で賑わい、テープカットには女優の中条あやみさん(29)、King & Princeの永瀬廉さんと高橋海人さん(ともに27)が駆けつけた。
最先端のAI技術を無料で体験でき、手軽いサポートでユーザーに寄り添うGoogle Store 表参道と、それを温かく歓迎したサムスンのGalaxy Harajuku。競い合いながらもお互いを尊重し、原宿・表参道エリアからスマホカルチャーを共に盛り上げていこうとする両社の切磋琢磨は、これからのAIやスマートフォンの未来をさらに魅力的なものにしてくれるだろう。表参道へ訪れた際は、ぜひこの世界最大のストアで未来のAI体験を感じてみてほしい。



